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年収マイナス時代の生活防衛術(プロローグ) 来年2人に1人の給料は下がる?(4ページ目)

日本銀行の調査によると、なんと2人に1人が「去年より給料が下がった」と答えており、「来年の給料は下がる」と予想しているそうです! ずいぶん厳しい時代ですが、今できることはなんでしょう?

山崎 俊輔

執筆者:山崎 俊輔

企業年金・401kガイド

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■収入が増えない時代に、収入が下がったらどうする?

ひとつ言えることは「ライフスタイルを時代に合わせていかなければいけない」ということです。つまり、「結婚→子づくり→住宅購入→定年退職」といったライフサイクルを経ながら全体には右肩上がりで生活が豊かになる、というような過去の必勝法は役に立たなくなっているということです。親も買っていたから自分も家を買うとか、金利が低いから家を買うといった程度の認識では、これからサバイバルしていくのは大変でしょう。

2つ目に言えるのは「常に稼ぎを増やすことを考え続けていく」ということです。年を取るだけでは収入は増えない時代がやってきます。今の仕事にあぐらをかいたままでは、収入は増えません。もしも倒産すれば転職にも出遅れます。社内においても、いつ外に出ても大丈夫な能力を身につける努力は常に意識する必要があります。

そして、3つ目に挙げられるのは「稼ぎに見合った生活をする」ということです。自分が稼げる以上の生活をしなければ、どんなに稼ぎが低かろうと生活をしていくことはできるのです。当たり前だし、言われておもしろくない言葉ですが(私だって面と向かって言われたらむっとするでしょう)、責めているわけではありません。ただ、稼ぎに見合った生活水準で満足を追求していけばいいのです。

とはいっても、具体的に収入が下がったとき、どうすればいいのでしょうか? 具体的なアプローチを6つ挙げて考えてみましょう。

対策1)収入が下がったときは今ある借金をチェック!
対策2)収入が下がったときは絶対に借りない!
対策3)収入が下がったときは生活コストを下げる!
対策4)収入が下がったときは「副業」を考える!
対策5)収入が下がったときは転職を考えてみる
対策6)収入が下がったときこそ貯金しよう!

1~3までは前編、4~6までは後編で解説していきます。それでは、「収入マイナス時代の生活防衛術」を紹介しましょう。

→前編はこちら:収入マイナス時代の生活防衛術1
→後編はこちら:収入マイナス時代の生活防衛術2
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