アロマテラピー/厳選アロマオイル・精油の効能と使い方

万能オイルとしてメジャーな「ラベンダー」

痛みを和らげると共に神経を鎮静させる「ラベンダー」は、睡眠時に是非使いたいアロマ。皮膚細胞を活性化させるため、スキンケアとしては日焼けやシミの改善を助けます。

中野 智美

執筆者:中野 智美

アロマテラピーガイド

ラベンダー

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紫色の花と清潔感のある香りが印象的なラベンダー
(Lavandula angustifolia/Lavandula officinalis)
シソ科のハーブ
花と葉を水蒸気蒸留して採油

◆ラベンダーについて
ラベンダーは古くから人気のあるハーブでした。古代ローマ人はその香りと治療目的で入浴のときに用いたとか。「洗う」を意味する名前が由来とされ清潔感のあるイメージをもちます。園芸種を含めると100種ものラベンダーがありますがアロマテラピーではイングリッシュ系のものが一般的です。

◆ラベンダーのアロマ効果
ラベンダーは万能オイルでアロマテラピーではもっともメジャーなエッセンシャルオイル。体に対しては、多く含まれる酢酸リナリルという成分が痛みを和らげると共に神経を鎮静させるといわれます。そのため頭痛や月経痛などに。またラベンダーは睡眠を改善するため不眠の場合はまずは使いたいもののひとつです。さらにラベンダーの香りは怒りを和らげ中枢神経のバランスを回復させるといわます。皮膚細胞を活性化させるためスキンケアとしては日焼けやシミの改善が効果が期待できます。


◆注意
特にはありません。

◆ガイドからひとこと提案
ラベンダーは本当に素晴らしい香りです。意外と強く香るため原液を強く嗅いで悪い印象をもっている人もいるようですがそれはとても残念。少量を嗅ぐとそのバランスのとれた香りを実感できるはず。


参考文献
『アロマテラピーのための84の精油』ワンダー・セラー著 高山林太郎訳(フレグランスジャーナル社)

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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