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200年前から受け継がれる、極上の里芋 伝統の味 やはたいも(2ページ目)

山梨県中巨摩郡竜王町の西八幡地区でしか採れない、200年以上の伝統を持つ『やはたいも』(八幡芋)。

執筆者:萩原 章史

里芋
白い肌にカレーの黄色が染込み、いい感じ

材料

やはたいも20個くらい、有機栽培のうまいトマト1個、島唐辛子5~6本。
調味料は昆布とカツオの出汁、塩、醤油、カレー粉、小麦粉(お芋の表面を焼く為)

手順

里芋
熱々の状態で皮をむきます
1:先ずは良く洗った芋を少し固めに蒸します。(または茹でます。)竹串がすっと通るより、ほんの少し早めにザルに上げます。決して柔らかくしすぎないように。

2:皮をむき、表面を焼き固める為に小麦粉をまぶします。


里芋
粉を振って、表面をよく焼き固めます
3:焦げ安いので、テフロン加工のフライパンか中華なべで、表面をこんがりと焼き固めます。この僅かな小麦粉とサトイモの粘りで、カレーのしっとり感が出ます。

4:お鍋にお出汁を入れ、塩と醤油で薄めに味をつけます。煮詰まるのと、トマトからも旨みが出るので、あくまでも味付けは少し薄めです。

5:お出汁の中に、ざく切りにしたトマトを入れます。トマトは何でも良いですが、食べて美味しくないトマトは、多めに入れないと味になりません。続いて、島唐辛子を小口切りにして入れます。かなり辛いので、お好みで調節して下さい。

6:トマトの形が無くなるまで煮詰めます。ここで味をみます。和風のお出汁の風味とトマトの酸味と旨みがうまくマッチし、醤油と塩だけでもかなり美味しいです。

7:この中に焦げ目をつけた『やはたいも』を入れます。あまり、ぐつぐつ煮ると煮崩れの原因になりますので、弱火でことこと煮ます。20分も煮ると、芋の表面が少しふわっとしてきます。同時に出汁に少し粘りが出てきて、カレーらしくなってきます。

8:ここで火を止めて、完全に冷まします。冷ますことで、木目細やかな『やはたいも』の肉質に味をしめ込ませます。

里芋
お芋のとろみがいい感じのルーを生みます
9:完全に冷めた状態で、出来れば一晩置きたいところです。再度、加熱し、温まったところでカレー粉を入れます。完全に沸騰する前に火を弱めてから入れて下さい。再度、味見をして、お好みの塩気に調整します。旨みが足りないようであれば、醤油やお好みで味噌なども良いです。でも、間違っても化学調味料の類は入れては駄目です。お芋にはベースの味がしみ込んでいるので、カレー粉を入れてからは沸騰させないで、10分程度に込めばOKです。

もちろん、一番、シンプルで美味しい食べ方は蒸して、塩か生姜醤油です。ただ、たくさん取り寄せて、全部を蒸して食べるとさすがに飽きますので、残暑払いの辛い一品に仕上げました。お肉や脂を使わないので、軽めの仕上がりです。夏ばてで疲れた胃腸にもぴったりです。

取り寄せ情報

JA中巨摩東部竜王支所 電話 055-276-2026
もしくは、同玉幡支所 電話 055-276-2530



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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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