通夜・葬式の弔問マナー/香典の相場と香典袋の書き方マナー

香典を持参する時期(3ページ目)

香典とは死者の霊に手向ける香を持参するかわりの香の料。つまりこのお金で「故人に捧げるお香をお求め下さい」と言うこと。今回は持参する時期や出席出来ない場合どうする?などを解説。

執筆者:中山 隆司


▼香典に関しての疑問を解決、要チェックです!!

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香典とは?
持参する時期?

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出席できない場合?
香典を送る

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代理人を立てる



出席できない場合

また、どうしても出席できない場合に代理を立てるのはやむをえませんが、香典を他の弔問者に預けるのは避けるべきです。このような時は、後日改めて弔問する時に持参します。遠方などで出席できない場合、香典を郵送することは失礼にはなりませんが、少し注意事項があります。それは、現金をそのまま送ることです。これはいけません。必ず不祝儀袋にいれるようにします。

香典を送る

特に、香典を送る場合は持参する場合と同じように表書き、中袋の住所、氏名、金額など書くのを忘れないように。現金書留の封筒に住所が書かれているからといって香典袋に書かないのはいけません。あとで、家族の方が整理する時に困ります。

また、表書きは、相手の宗教がわかっている場合はそれに従いますが、わからない場合、蓮の柄(仏式のみ)などが入っていない無地の不祝儀袋を用い、表書きは「御霊前(浄土真宗の場合は「御仏前」とします)」とします。この「御霊前」は仏式、神式、キリスト式いずれの葬儀にも、もちいられる表書きなので覚えておきましょう。

ちなみに良く間違えるのが「御仏前」。仏式の四十九日以降の法事で使用しますので葬儀(浄土真宗の場合は「御仏前」とします)では用いません。間違わないようにしましょう。仏式でのその他の表書きは「御香料」「御香典」「御香奠」など。
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