しいたけの旬っていつ?
しいたけには春と秋に旬を迎えます。春は3~5月、秋は9~11月が時期になります。秋に収穫できる「初物」は、春に仕込んだしいたけ菌が、秋になって初めて発生したものです。ピンとハリがあり、抜群の香りを味わうことができます。一般的な農産物は、産地ごとの旬の時期がありますが、しいたけは旬が同時にやってきます。その主要産地は群馬県、北海道、岩手県、徳島県、茨城県、栃木県、福島県です。
しいたけの種類と時期について
しいたけには、原木栽培と菌床栽培があります。原木栽培は、くぬぎやしいの木にしいたけ菌を植え込んで作る方法で、厚みのある濃い味を楽しむことができます。菌床栽培は、おがくずに米ぬかを混ぜて固めた培地に植える方法で、原木栽培のものと比べると少々水っぽいですが、安定的に生産できます。丸いかさはおまんじゅうのようです。 |
左がどんこ、右が香信です。 |
干ししいたけはかさの開き方によって2種類に分かれます。
- どんこ: かさが閉じている状態で干したもの。弾力があり、肉厚で、歯ごたえがあります
- 香信: かさが開いている状態で干したもの。肉薄で大型。水ですぐ戻ります