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大根の下ごしらえ・下茹でのコツ
大根の下ごしらえ……米のとぎ汁で下ゆですると、あくと苦みが抜けます。竹串がスッと通るくらいゆでておくとよいでしょう。
■皮の付近
筋が特に固いので、皮は厚めにむきます。皮は捨てずに、工夫次第でおいしく食べられます。千切りにして、きんぴらや漬物に。干して切干大根にしてみてください。
■葉に近い上部
みずみずしいので、生食向きです。千切りのサラダを作るときは、繊維に沿って切るようにしてください。水分が逃げないので、みずみずしさが保たれます。
■真ん中
煮こみなどの加熱調理向き。煮物を作るときは、繊維を断つようにして切って、味が染みやすくしましょう。また、下ごしらえも重要です。下ゆでして水分を追い出し、調味料の味が浸透しやすくなるようにします。米のとぎ汁でゆでたり、蒸したりしてから煮るとよいでしょう。
■根に近い下部
水分も少なく、辛みが強いです。辛いのが好きな方は大根おろしに。その他、きんぴらや漬物など辛さを活かす料理に向いています。
大根の切り方
■輪切り大根の繊維を断つ切り方で、おでん、ふろふき大根など、味をじっくりと染みこませる料理に向いてます。
1:大根をよく洗い、横に置いた大根に対し、厚さが1~3cmになるようにして切ります。
大根の輪切り1
大根の輪切り2
大根の輪切り3
大根の輪切り4
■いちょう切り
厚めに切ったものは煮物や炒め煮に、薄めに切ったものは浅漬けやサラダに向いています。
1:大根をよく洗い、皮を剥き、縦半分に切ります。
大根のいちょう切り1
大根のいちょう切り2
大根のいちょう切り3
■縦の千切り
大根の繊維に沿って、細く切る千切りです。繊維を壊さないので、パリパリとした歯ごたえがあり、サラダにぴったりです。
1:大根を4~5cmくらいの長さに切り、皮を剥きます。これをまな板の上に立てて、端から1~2mmの幅に切ります。
大根の縦の千切り
大根の縦の千切り2
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