家事/家事関連情報

ガイド独断・ピーラー3種使い比べ(2ページ目)

現代のキッチンの必需品・ピーラー。包丁を使うよりずっと早く野菜の皮むきができる道具です。様々なメーカーのものがありますが、今回はその中からガイドが実際に使用している3種類について使い勝手を比較します。

執筆者:吉森 福子

セラミック製で錆びない・京セラ

京セラ・セラミックピーラーは、赤い色がキュート。
リッター社の次に私が手に入れたのは、いただきものの京セラ・セラミックピーラーです。これは5年ほど前のもの。セラミック製ということで、一見あまり刃物のように見えないのですが、ちゃんと皮がむけます。もちろん刃が錆びることもナシ。

刃物っぽくないので、気軽に使えるのがメリット。特に、子どもが最初に使うときに抵抗感が少ないようなのでおすすめです。ただし他のピーラーと同様、失敗すると指を切ってしまうことはあるので、そこは注意が必要。

私の持っているこの「CP-10RD」という製品は、じゃがいもの芽取りがないのでつい出番が減ってしまうのですが、同じセラミックピーラーでも最近の製品では芽取りのついたタイプのものもあるよう。そうした製品だったら、もっと使いこなせるかもしれません。

■商品データ
・商品名:京セラ/セラミックピーラー(CP-10RD)
・価格:1,050円(税込み)
・サイズ:全長13cm
・商品お取り扱いサイト:アドキッチン

ステンレス製で切れ味鮮やか・貝印のSELECT 100

貝印・SELECT 100のT型ピーラーは、少し重いけど実力派。
そして我が家で現在最も出番が多いのは、最近買い足した貝印・SELECT 100シリーズのT型ピーラー。これは他の2つと比べるとずしりと重く、大きさも存在感があります。

何しろこのピーラーは、刃も本体もステンレス。まだ使い始めて数ヶ月ですが、錆びたり汚れがたまることもなく気持ちよく使っていけそうです。切れ味のほうも、3つの中では最も鮮やかに感じます。ステンレス製ということ、また本体だけでなく刃そのものも大きめなために、力を入れやすいのかもしれません。

刃が斜めになっていることも使いやすさの理由のひとつですが、左利きの人には使いづらいと思われますので要注意。また、芽取りが右側についたリッター社の製品に長年慣れてしまっている私にとっては、芽取りが左側にあるSELECT 100は最初は違和感がありましたが、使ううちに慣れてきたところです。

■商品データ
・商品名:貝印/SELECT 100 T型ピーラー
・価格:全長1,155 円(税込み)
・サイズ:13.7cm
・商品お取り扱いサイト:All Aboutスタイルストア

結論:主婦の毎日にはステンレス製がおすすめ

3つとも、我が家にとっては愛着の道具です。
他にもたくさん種類のあるピーラーですが、毎日の食事作りにヘビーユースするなら、今回ご紹介した3種類の中ではステンレス製のSELECT 100のものがいいのではないでしょうか。切れ味が鮮やかなので、食事の支度をスピードアップさせるのに役立つはず。

価格がお手頃なリッター社のものは「最初のひとつ」「数を揃えたいときに」、セラミックピーラーは「子どもと一緒に」といった場面で選ぶとよさそうです。

【関連リンク】 
切る・刻む/包丁・ハサミ・フードカッター
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