いま受験者数急増中の外国語検定はドレだ!?(2ページ目)

実用イタリア語検定

	2005	2006	2007	2008	(2009)
１級	154	128	152	151	118
２級	560	528	521	460	417
３級	1,583	1,512	1,321	1,219	552
４級	1,522	1,373	1,256	1,064	475
５級	926	840	828	717	311
受験者数全体計	4,745	4,381	4,078	3,611	1,873

【注】

• データソース：結果・問題（イタリア語検定協会）、『実用イタリア語検定試験問題・解説』


• 年２回実施。秋試験は10月、春試験は３月実施。ただし１級・２級は秋試験のみ実施。


• 2009年度の数値は秋試験のみの値。他の年度は春試験・秋試験の合計値。

「実用イタリア語検定」の受験者数規模は、１ページめでご紹介した実用フランス語技能検定と比べると、約10分の１程度。言語によってずいぶん違うもんですねえ。加えて、ここ数年、受験者数はじりじりと減少傾向が続いておりまして……、表中の2009年度の数値は秋試験のみのものですが、2008年度秋試験単体の数値と比べても、すべての級で受験者数が減少してしまっているという状況です。

中国語検定

	2005	2006	2007	2008	(2009)
１級	263	329	248	270	235
準１級	2,408	2,298	2,028	1,988	1,362
２級	8,133	8,005	8,129	7,844	5,438
３級	13,209	14,612	14,666	14,916	10,332
４級	11,821	11,613	12,472	12,329	8,363
準４級	7,223	8,283	8,575	8,883	6,522
ビジネス中国語検定	140	165	212	198	78
受験者数全体計	43,197	45,305	46,330	46,428	32,330

【注】

• データソース：試験結果（日本中国語検定協会）


• 年３回実施。６月、11月、３月に実施。ただし１級は11月のみ実施、ビジネス中国語検定は６月・３月のみ実施。


• 2009年度の数値は６月・11月試験の合計値。他の年度は６月・11月・３月試験の合計値。

昨今の“中国ブーム”もあることだし、「中国語検定」ならさすがに受験者数は増えてるんじゃないか？と思われがちですが、数値をみてみると実はほとんど横ばいか、せいぜい微増という程度。2009年度の６月・11月計の受験者数は32,330名ですが、2008年度の６月・11月計の受験者数は32,332名なんで、実は微妙～に減ってるんですよね。2009年度計の数値はついに前年割れに！……ってなことになってしまう可能性も決して低くはないかもしれませんなあ。

「ハングル」能力検定

	2006	2007	2008	2009
１級	285	281	242	217
２級	1,550	1,265	1,084	1,121
準２級	3,972	3,063	2,848	3,088
３級	6,246	5,375	5,198	4,834
４級	6,971	6,842	6,185	6,032
５級	6,216	6,188	5,966	5,940
受験者数全体計	25,240	23,014	21,523	21,232

【注】

• データソース：前回試験状況（ハングル能力検定協会）、『「ハングル」能力検定試験過去問題集』


• 年２回実施。春試験は６月、秋試験は11月実施。

「「ハングル」能力検定」の受験者数も、なんか普通に減ってますねえ。受験者数規模としては中国語検定・実用フランス語技能検定に次ぐくらいの規模はあるのですが……。


>>このまま微妙な感じで終わるのか!?　こんな外国語検定もあるよ！>>