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気になる! イマドキ新婚さんの住まい事情(3ページ目)

9月、10月。さわやかなこの時季は、そう新婚さんの季節。新居訪問の機会も多い。となるとヤハリ気になるのは昨今の新婚さん住まい事情というもの。訪問の前にこっそりご一読を…!

藤原 千秋

執筆者:藤原 千秋

家事・掃除・子育てガイド


気になる貯金額って?

さて気になってくるのは、そんな新婚家庭の預貯金額。そもそも結婚式やらなにやらで物入りな時期を越えてきただけに、懐は寂しいのでは…? でもマイホームへの夢もあるのでは…?

シングルの平均貯蓄額はいくら?(シングルライフのマネープランサイト)によると、25歳~34歳シングルは年収と同額~110%超の貯蓄があるそう。およそ400万円台後半から600万円台後半ぐらいの貯蓄×2、と単純計算すると、結婚資金で半分遣っても、新婚時でお互い200万円前後の貯蓄はシッカリ確保されているのでは??? と思われます。(ナイショ貯金だったりして…?!)

さて統計によれば30歳未満の平均貯蓄額は368万円、30歳代で719万円(総務省統計局・家計調査報告(二人以上の世帯) 平成14年平均速報結果の概況より、勤労者世帯の場合)。おおよそ新婚時で400万円、結婚後数年で600~700万円の貯蓄額に達する模様。

となると、仮に3500万円の物件を購入するとして必要な頭金700万円(+親からの援助?で諸費用分?)になりますね。う~んでもこれって「平均、平均」ですから、 もっとがっちり貯めているカップルは、もっとがっつり行っちゃってるんだろうナァ…(それに住んでいるところによって、物価が高かったり、自家用車を複数台所有しているなど生活コストも異なりますし、あくまで参考までに)。


「買う」のは何歳で?

さて実際そんな新婚カップルが住まいを「買っちゃう!」のは何歳ごろで、なんでしょう?

新婚時にマイホームを構えてしまうヒトビトもいることはいますが、やっぱり少数派。一戸建てを購入した人は3.1パーセント。マンションでも6.5パーセントに過ぎません(首都圏の場合)(リクルート『ゼクシィ』・2000年 結婚トレンド調査)。東海圏、関西圏、九州圏では一戸建て・マンションともに5パーセント台、6パーセント台、2パーセント台ですから、全国的に見てもやはりごく少数派だと言えるでしょう。(やっぱり、結婚と同時に買っちゃうのはリスキー?)

そんなカップルが手と手を携えて貯金に励み! 住まいを購入する年齢は何歳ごろなんでしょう?

平成10年住宅・土地統計調査(総務省統計局)によると、「家計を主に支える者の年齢層別の持ち家の居住割合」は、20歳代では10%程度と低く、30歳代に入って前半で30%程度、後半では
50%程度と大きく上昇します。

しかし大都市を擁する地域での数値は全国平均よりも低く出ています。大都市のほうが仕事はありそうですが、やっぱり価格も高い! ということでしょう。そして30代以降持ち家率はジワジワ上がり、60歳以上の持ち家率は80%台になります。

例えば28歳で結婚したなら、10年ガンバって貯めて38歳で取得? という図式が半数っていう感じなのでしょうか。もちろん結婚年齢が遅いほど、独身時代に貯めているから10年もかからない…かな???
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