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日本的スローフードのすすめ 一汁三菜で日本的スローフード(3ページ目)

イタリアで始まったスローフードは世界各地に広がっています。私たち日本人がその考え方をいかすために、日本の伝統的な食文化と食材をもっと見直してみましょう。ごはんと一汁のレシピ付き。

執筆者:桜 美香

  • 穀類はざっと水で洗って固めに茹でておく。3カップの水に切り込みを入れただし昆布を入れ、30分ほどつけておく。
  • 大根、にんじん、れんこんは皮をむいてイチョウ切りに。かぶは皮をむいて半月切りにする。かぶの葉はみじん切りにしてゆでておく。
  • レンコンは皮をむいてイチョウ切りに、ごぼうは皮をたわしでこすり落としてささがきにし、水に放してそれぞれアク抜きをする。
  • 鍋にサラダオイル少々を入れ、野菜を堅いものから順に炒め合わせていく。かぶの葉以外の全部の野菜が入ったら、1の雑穀を加え、昆布だしを入れて煮込む。
  • 野菜の歯触りが残るくらいに煮えたら茹でておいたかぶの葉を加え、塩、薄口しょうゆ、みりんで味をととのえ、仕上げに粉山椒をふる。
  • →→◆しみじみおいしい乾物の炊き込みご飯のレシピへ

    根菜をゆっくり噛んで味わいたいので、あまり柔らかく煮すぎないこと。ごぼうのささがきにピーラーを使うようになってから、ごぼうを使うのがおっくうでなくなりました。本当にあっという間!

    薄味に仕上げておくと、仕上げにゆずやすだちをきゅっと絞ったり、山椒の代わりに七味やゆずごしょうを添えたり、アレンジしやすくなります。雑穀から出るとろみが野菜にからんでいい舌触りに仕上がります。

    雑穀と根菜のゆっくり噛んで食べるスープ
    serves 2
    • 押し麦、黒米、赤米、もち粟など 1/3カップ
    • 大根 3センチ
    • にんじん 5センチ
    • れんこん 細めのもの1/2本
    • ごぼう 1/2本
    • かぶ(葉付きのもの) 1個
    • だし昆布 5センチ
    • 塩 少々
    • 薄口しょうゆ、みりん 各大さじ1
    • 粉山椒 適宜
    • サラダオイル 少々
    ~BGM for SlowFood ~

    J.S.Bach
    Ouverture nach Franzosischer Art in h, BWV831
    (バッハ/フランス風序曲 BWV831)

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    ※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
    ※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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