インターネットサービス/インターネットサービス関連情報

▼注目:つまもの生産者をネットワーク化 高齢者所得No1,彩り事業でPC分析(4ページ目)

徳島県上勝町のお年寄りは元気ハツラツ、料理に添えられる「つま」を野山から採取して出荷する。PCも操作し何をいつ出荷すべきかを分析。高齢者でも、こんなふうにネットを使って稼ぐ人々もいる

執筆者:藤田 幸江

普及して欲しいというのが正直なところ。

今回のシステムは、つまものに限定されたシステム。上勝町は、しいたけの産地でもある。他の商品には応用できないかということが、課題になっている。

また、農産物への消費者のニーズも多様化しているため、流通形態も改革されなければ効果的なシステムも運用できない。

しかし、なによりも、生産者自身が商品の質や量だけにとらわれず、市場のニーズをいかに受けて、戦略をたて拡販してゆくかについて、気づかねばIT化の促進は望めない。

農家とはいえ、生産だけを考えていれば安泰の時代ではない。何が求められているのかを知らなければ生き残れなくなっているのは、一般企業と同じことがいえる。

これを聞いて、明るい見方をすれば、消費者ニーズを捉えようとすれば、まだまだ農産物に関して新市場が潜在しているのかもしれないと感じた。

システムを介して、生産者と購入者の情報をつなぐことで、新たな可能性が見えてくる。農産物もマーケティングが大切。そして、生産者を指導できる人材の育成も重要だ。


【関連サイト】
スタンシステム株式会社


よろしければガイドメルマガにお申込みください。特選コラム、藤田からの熱いメッセージをお届けします。損はさせません!(もちろん無料)
あなたの一票にもご参加いただけるとうれしいです!!
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます