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SOTECのサポートを探る(3ページ目)

SOTECはリーズナブルな製品が魅力だが、サポートについてもさまざまな施策を行い顧客満足度向上に努めている。そんな最新のサポート事情を取材した。

上倉 賢

執筆者:上倉 賢

ノートパソコンガイド

修理

SOTECの場合、修理には4つの窓口がある。

  1. 販売店経由
  2. コールセンタへ連絡後の引取など
  3. Web経由
  4. 持込
持込による受付は珍しい方だが、修理の拠点となる横浜で直接受け付けるため、大抵の修理には当日中の特急修理にも対応できる。場所は神奈川県の横浜だが、最寄り駅がシーサイドラインになり横浜市民以外にはなかなか行きにくい場所ではある。
土曜日は混雑することもあると言うことだが、平日なら空いているし、SOTECの技術者に症状を直接伝えて修理をしてもらえるので、ありがたいサービスだろう。
当日中の修理は別料金の特急修理ということになるが、急ぎの場合には便利に使えるし、電話などでは伝えづらい不都合も、技術者に直接伝えることで迅速な修理も期待できる。

特急修理料金は保証期間内でも4,200円(税込)。保証外の場合これ以外に工費などがかかる。
特急修理詳細

SOTECサポート
会社前には案内板がありわかりやすい

修理は、診断、部品交換、修理者検査、エージングによる機能検査、最終検査と、視覚による検査も含め4重の確認を行い修理品質の確認をしている。
エージングでは高温下でPCを一定時間動作させ不都合が発生しないか検査する。修理でももちろん、BTOでカスタマイズした物もこの検査を経た後出荷されており、再修理や、BTOでの初期不良も減らすことが出来るだろう。
取材では、再修理のデータもオフレコながら公開していただいたが、ネガティブなデータも公開し、悪く言えば自分の首を絞め、より高品質のサービスを提供できるよう努力していることがよくわかる。

BTOについてはダイレクト販売に注力:SOTECをご覧ください。

SOTECサポート
エージング検査室

修理完了までの時間は2006年6月の実績で、無償修理の場合4.5日(SOTECに入庫後出荷までの日数)となっている。
有償修理の場合、どのメーカーでも見積もりが必要になることが多く、その確認に時間がかかってしまうが、SOTECの場合はそれに加え、修理が9割近くが販売店経由であるというのも修理時間が長くなってしまう原因の一つだ。

SOTECの修理続き

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