古刹 宝積山・光前寺
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古刹光前寺・杉並木の参道
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光前寺の自生の「光苔」
参道の両側の石垣の石の間をのぞくと、光線に反射して美しく、神秘的な光を放っている『光苔』が見える。(4月下旬~11月上旬)
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光前寺は、貞観二年(860)開基というから平安時代まで遡るという由緒ある古刹だ。江戸時代には天台宗信濃五山の一つで学問寺として栄えた。境内全体が国の名勝庭園に指定されていて、静寂な環境と風致は長野県随一といわれている名刹なのだ。
明治時代、多くの神宮寺など寺が、廃仏毀釈に遭い、多くの
伽藍や寺宝が失われ、光前寺の例外ではなかったが、仁王門・鐘楼・三門・本堂・県宝:三重塔・重文:弁天堂などは今でも残っている。
また、参道の石垣に石の間、本坊客殿奥の庭園に面した外縁の床下には、『光苔』が自生していて、光線に反射して美しく、神秘的な光を放っている(4月下旬~11月上旬)。下に紹介する早太郎伝説とあわせて、光苔の寺としても知られている寺なのだ。
霊犬早太郎伝説
この寺には、早太郎という霊犬ある山犬(オオカミ)の伝説がある。
早太郎の像は三重塔の前に石仏が、本堂に木像があり、墓も境内にある。
早太郎は、この寺に飼われていて、遠く遠江の国(今の静岡県)磐田市まで狒狒(ヒヒ)退治にいった伝説を残している。
この縁で 駒ヶ根市は磐田市と姉妹都市になっている。
もっとも狒狒退治にいったところは、磐田市にある
矢奈比売神社(見付天神社)で、こちらは「しっぺい太郎」といい、石仏もあり、秋には天下の奇祭「見付天神裸祭(国重要無形民俗文化財)」が行われているという。
その後、早太郎は「霊犬早太郎」と言われ、不動明王の化身として、
また災難除・厄払の御利益があると言われ、信仰をあつめている。
・平成19年版:07/04/11