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究極の高音質CD 『xrcd』(2ページ目)

オーディオファンの間で、高音質として定評のある『xrcd』シリーズ。 その思想から、特にオススメのタイトルまでご紹介します!

鴻池 賢三

執筆者:鴻池 賢三

オーディオ・ビジュアルガイド

特にお薦めの 『xrcd』 はこれだ!

アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション(XRCD-24bit)

演奏の素晴らしさは勿論、音質の良さは、オーディオファンならリファレンスとして一枚は持っているといわれる優秀録音盤。 厚みのあるサックスの迫力、時には息づかいまでも聞こえる静寂を、「xrcd」ならではの高音質で、「生」を感じられる一枚。

Jazzに興味の無い方も、一度お試しください。

 

その他の 『xrcd』 一覧 (アマゾン人気順 )

 

 

高音質「音楽」の現在と未来

現在既に、CDを上回る大容量のメディア(光ディスク)を利用し、非常に高品位な音声を記録出来る資質を持ったSACD(Super Audio CD)や、DVD-Audioといったソフトが発売されています。 

SACDやDVD-Audioといったソフト自体や、これらを再生出来る機器は、まだまだ一般的とは言えませんが、今後普及する兆しも見えてきました。

SACDやDVD-Audioは、コピー防止機能の点で、無防備なCDに比べて強固な暗号機能を備えています。 そのため、著作権者には都合の良いメディアと言え、既に大手レーベル数社は、現行のCDから、SACDやDVD-Audioに置き換えて行く事を表明しています。

このような制作者側の動きに従って、SACDやDVD-Audioの再生に対応したプレーヤーが増え、全体として、高音質メディアへ移行してゆくと見られています。

一方で、ネットを利用した音楽配信の普及や高音質化が急速に進みつつあります。 配信は、CD、SACDやDVD-Audioのように、決まったメディア(規格を伴うディスク)に縛られない為、比較的、世代交代が容易と考えられるためです。

 

  ディスクメディアの世代交代 音楽配信の世代交代
レーベル(制作者) X- 製造設備の刷新が必要。  ○- 配信サーバーなどの設備はそのまま。
流通(CDショップ) X- 新旧、2重の在庫。 (無し)
ユーザー X- 再生装置の買い換えが必要。 ○- 従来方式のデータも平行してダウンロード可能に。

 

 

大切なのは、「器」よりも「中身」

いづれにしましても、高音質で重要なのは、器だけでなく、中身が重要です。 高音質の資質を持ったメディアやフォーマット(器)が登場しても、中身が伴わなければ、本末転倒です。 

そういった点でも、現行のCDで究極の高音質に挑戦する『xrcd』の発想は、将来の高音質メディア・フォーマット時代において、より注目すべきポイントと言えるでしょう。

 

 

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