節約

水からゆでる?お湯からゆでる?「ゆで卵」がつるっとむけて好みの固さになる6つの技!

半熟、固ゆでなど好みの固さもあったりして、作るのが簡単なようで難しい「ゆで卵」。ゆで卵をむきやすくする方法、それぞれの固さにするためのゆで時間など、失敗しないためのコツをご紹介していきます。

矢野 きくの

執筆者:矢野 きくの

節約ガイド

ゆで卵といえば簡単にできる料理のように思われがちですが、好みの状態に仕上げるのは実は難しく、殻をむいたり、割れないようにするためにもコツが必要です。今回は、とろとろ、半熟、固ゆでなど、好みの状態に失敗せずに仕上げる方法をご紹介していきます。
 

1.「水からゆでるのか、お湯からゆでるのか」に注意

ゆで卵に関して一番多い疑問は「水からゆでるのか、お湯からゆでるのか」という問題です。固ゆで卵を作りたいのであれば、水からゆでてもお湯からゆでても問題ありません。

とろとろ卵や半熟卵を作りたいのであれば、お湯の中に入れてゆでることをおすすめします。理由は、水からゆでるとお湯になるまでの時間が計測しづらいからです。100度で沸騰するまでの温度の上昇の仕方は、鍋の厚みや水の量によって変わってきます。その時間と温度を把握できないため、とろとろのゆで卵や半熟に仕上げるのが難しくなってしまうのです。

しかし水からゆでたほうが冷蔵庫に入っていた卵との温度差が少なくなるため、割れづらいという利点があります。
 

2.「穴」をあけて殻をむきやすくする

卵に針で穴を開けると殻が剥きやすくなる

卵に針で穴を開けると殻がむきやすくなる

卵に針で穴を開けておくと、中に少量の水が入って膜をつくり、ゆで卵ができあがったときに殻をむきやすくなります。

画鋲などで穴を開けるのもいいですが、100円ショップに売っている専用のグッズを使ったほうが楽にできます。
 

3.「お酢」を入れてゆで卵を割れづらくする

茹で卵にお酢

お酢を入れておくと割れても卵が流出しづらい

温度差が激しいと、お湯に入れた瞬間に卵にヒビが入ってしまうことがあります。万が一割れたりヒビが入ったときのために、お酢大さじ1程度を入れておくと、卵が固まり流出しづらくなります。
鍋に卵

お玉などを使い静かに鍋の中に卵を入れる

またお湯の中に卵を入れるときは、お玉などを使いそっと入れるようにすると割れづらくなります。
 

4. 卵の黄身が中央にくるようにかきまぜる

最初の1分はゆっくりかき混ぜる

最初の1分ははゆっくりかき混ぜる

沸騰したお湯に卵を入れて放置してしまうと、卵の黄身の位置が偏ってしまいがちです。お湯の中に卵を入れたら、最初の1分程度はゆっくり全体をかき混ぜて、卵の黄身が中央にくるようにしましょう。
 

5. 殻をむく前に「氷水」で卵を冷やす

氷水に入れて茹で卵を冷やす

ゆで終わったら氷水に漬ける

ゆで終わった卵は、すぐに氷水の中に入れて完全に冷やすようにします。目安は15分から20分程度。

ゆで卵を氷水(冷水)で冷やす理由は、大きく2つ。1つ目は余熱で卵にさらに熱が入らないようにするためです。せっかく時間を計って半熟にしても、余熱があると固ゆで卵になってしまいます。そしてもう1つの理由は、卵の殻を剥きやすくするためです。熱々だったゆで卵が氷水で急激に冷やされることによって、卵の内側の水蒸気が水となって溜まり、殻と卵が離れやすくなるのです。
 

6. 好みの固さになるゆで時間を覚えておく

茹で時間によって変わる茹で卵の状態

半熟、とろとろ、固ゆで卵のそれぞれのゆで時間は?

加熱する時間によって固さが変わるゆで卵。好みの状態にするためのゆで時間は覚えておくと便利です。

Mサイズの卵をゆでた時間は、画像左側から次の通り。
  • 流れ出るゆで卵……沸騰してから6分
  • とろとろゆで卵……沸騰してから6分半
  • 半熟卵……沸騰してから8分
  • 固ゆで卵……沸騰してから11分
卵のサイズや一度に鍋に入れる卵の量によっても変わってきますが、だいたいの場合、このゆで時間で希望の固さになります。ぜひお試しください。
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