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注目の「JPEG2000」プラグインを試してみよう Elements2.0でJPEG2000を使おう(2ページ目)

知る人ぞ知る「JPEG 2000」って何?どうやって使うの? 実はPhtoshop Elements2.0では無償で読み書き可能なのです。プラグインの入手と利用方法、PSDとPNG保存とのサイズの比較も紹介。

土屋 徳子

執筆者:土屋 徳子

CG・画像加工ガイド

Phtoshop Elements2.0でJPEG 2000が無償で使える!

実はこのJPEG2000、Phtoshop Elements2.0では(Win版、MacOS版ともに)無償で手軽にプラグインをダウンロードできます。インストール後は画像をJPEG2000形式で保存、開くことが可能になります。

ちなみにプロフェッショナル仕様の「Adobe Photoshop7.0」対応のプラグインソフト「Adobe Photoshop Camera Raw & JPEG 2000プラグイン日本語版」(ハイブリッド版)は\12,800(アドビストア提供価格)となっています(これは「Camera Rawプラグイン」も含まれている製品版となっています)。

Phtoshop Elements2.0で利用できるJPEG 2000は「.jpx」という拡張子となっていて、標準 「.JP2」形式よりも機能強化された静止画ファイル形式です。現在利用が可能な機能は次のようになっています。

  • 劣化しない高画質画像を保存できる
  • ファイル情報も同時に保存できる
  • 透明部分を含んだ保存ができる

で、いったい何に使うの?

Webブラウザ用のプラグインを利用すれば、IEなどでの利用が可能ですが、ただ細かい設定が必要など、コンピュータについての知識が要求されますので、難しいところです。
ではいったい何に使えばいいのでしょうか?

Phtoshop Elements2.0で利用できるJPEG 2000は、透明を含んだ画像を、小さいサイズで保存するために利用するのが現実的なところです。

試しに透明を含む画像(640×480ピクセル 24 ビット)を「JPEG200形式 .JPX」、「PNG形式 .png」と「Photoshop形式 .psd」で保存した時のサイズを比較してみましょう。


JPEG2000、PNG形式、Photoshop形式でそれぞれ保存


ファイルサイズがこれだけ違ってきます

JPEG 2000は圧倒的にサイズが小さいということから、Phtoshop Elements2.0で作成した透明を含む画像を、小さいサイズのメディアなどに保存しておく場合に便利かと思います。

今利用する、しないは別として、Adobe Phtoshop Elements2.0をお持ちの方は、この機会にJPEG 2000ってどんなものなのかを、体験してみてはいかがでしょうか。保存形式の種類がひとつ増えるだけでも、利用範囲は広がるはずですので。

※注意※

Phtoshop Elements2.0用のJEPG2000プラグインは「Adobe Phtoshop7.0」では使用できません。

次のページからはそのダウンロードの手順と、保存時の設定オプションについて紹介しています。


従来のJPEGとどこが違うの?

Phtoshop Elements2.0でのダウンロード方法

Phtoshop Elements2.0でのインストール方法

画像を「JPEG 2000」で保存す

「JPEG2000」画像を開く

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