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誰でもできる完全無欠のバックアップ(3)(3ページ目)

NAS自体が故障したり、2台のハードディスクが同時に故障したりしたすると大変です。今回の記事では、そのような事態に備えるためのレプリケーション機能を紹介しましょう。

岡田 庄司

執筆者:岡田 庄司

LAN・無線LANガイド

IPアドレスの設定方法


ガイド:
まず、NASのIPアドレスは、固定にしますので、DHCPでIPアドレスを割り振るLANネットワーク内にNASがある場合は、ネットワークアドレスを同じにしておく必要があります。NASの初期値は、「192.168.1.210」ですから、ルータが割り振るネットワークアドレス を「192.168.1.~」にしてください。また、「192.168.1.210」以降はルータが割り振らないようにしておくとより安心ですが、普通は設定しなくてもそのようなアドレス をルータが割り振ることはありませんので、設定しなくても特に支障はないでしょう。
NAS側のIPアドレスは、以下のように行います。

1.「ネットワーク設定」を選択します。

説明画像

2.「設定」タブを選択して、固定のIPアドレスを設定します。バックアップ元は、「192.168.1.210」のままにしておき、バックアップ先は「192.168.1.211」などに設定するとよいでしょう。

説明画像

相談者:
概要は、分かりました。ちょっと余談ですが、設定メニューを見ていましたら、「クライアントバックアップ」という項目がありました。これは、メーカーのマニュアルに解説がありませんが、どのような機能でしょうか?

ガイド:
実は、ファームウェアのバージョンアップで将来利用できると予測される機能です。次のページをご覧ください。

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