暑中見舞い・残暑見舞い

更新日:2010年06月22日

暑中見舞いの書き方と文例

暑中見舞いは、厳しい暑さのなか、相手の健康を気遣い思いやるものです。また、自身の近況を報告する言葉を一言添えたり、ご無沙汰のお詫びや相手の近況をうかがうという趣旨で交わすこともあるでしょう。さわやかさを届ける便りですので、季節感や心くばりも大切につづりましょう。


文例1:基本・一般 友人へ

暑中お見舞い申し上げます(※1)
   梅雨が明けたと思いましたら途端に暑い日が続いております。(※2)
   先日お会いしたのは4月ごろでしたでしょうか?(※3)
また近いうちに…などと話しながら、いつの間にか日が経ってしまいましたね。
   またお時間おありの際はご連絡くださいませ。
   お忙しい毎日、どうぞお体大切に。(※4)


文例2:目上の人(恩師)へ 贈り物に添えて 

暑中お伺い申し上げます(※1)
   日増しに暑さが厳しくなってまいりましたが、(※2)
いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
   今年はまた例年にない猛暑とのことでございますね。
   暑気払いにでもと思いまして、ジュース、ビールをお送り申し上げました。(※5)
   ほんの気持ちばかりでございますが、どうかご笑納くださいませ。
まだまだ暑さが続きますゆえ、どうかくれぐれも御身おいといくださいますよう、
お祈り申し上げます。(※4)


その他の言い換え例

※1:暑中お見舞い申し上げます、暑中お伺い申し上げますなどの見舞いの言葉

※2:うだるような暑さが続いております、蒸し暑い毎日ですね、お元気でいらっしゃいますか、お変わりもなくお過ごしのことと存じます、お元気の由うかがいまして何よりのことと存じますなどの時候の挨拶言葉や相手の健康を気遣う言葉

※3:早いもので引っ越してから4ヶ月経ちました、子どもたちも学校生活にも慣れ、みな変わりなく過ごしております、その後いかがお過ごしでいらっしゃいますか、お忙しい毎日と拝察いたしますなどの自分の近況を報告する言葉や相手の近況をうかがう言葉

※4:暑さ日ごとに加わってまいります折からどうぞ御身ご大切に、残暑厳しき折からどうぞご自愛くださいませなどの相手の健康を気遣い祈る言葉

※5:お中元を送る時期は、大体7月初旬から15日ぐらいが一般的といわれています。梅雨明けの時期やその年の気候によっても多少前後はあるでしょうが、ちょうど時期が重なるため「暑中見舞い」「暑中お伺い」の挨拶とともに送ることもあるでしょう。

夏のご挨拶のおしるしまでに、ビールがお好きとうかがいましたので、気持ちばかりでございますが、お納めいただければ幸いに存じますなど、贈り物への一言を加えることで、添え状の役割も果たします。

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井上 明美

ビジネスマナー・敬語講師。国語学者・故金田一春彦(事務所)元秘書。言葉に関するセミナー講師として、教…

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