ガーデニング・園芸/ガーデニング関連情報

進化し続ける 2015日本フラワー&ガーデンショウ(4ページ目)

先日幕張メッセにて開催された、「第25回 2015 日本フラワー&ガーデンショウ」。そのショウの様子とともに、ガイドが注目したアイテム、気になるグッズなどをピックアップしてご紹介します!

畠山 潤子

執筆者:畠山 潤子

ガーデニングガイド


新企画「ガーデニングコンテスト」

ハンギングバスケット部門の展示

ハンギングバスケット部門の展示

「フラワー&ガーデン」という名のショウでありながら、「花と緑の普及」という観点からか、これまで設けられていなかったのが「コンテスト」という形の出展です。
25回目にして初となったコンテストは、ハンギングバスケット、コンテナガーデン、ミニガーデンの三部門で行われ、どの部門も見応えのある作品群が並び、堪能させていただきました。それでは、そのコンテスト作品をいくつかピックアップして画像でご紹介しましょう。

 

◆ハンギングバスケット部門
ハンギングバスケット部門はピンクをテーマカラーにした作品であること、そして縦70×横80センチ以内のものという制約の中で様々な力作が並びました。
金賞「花・葉菜undefinedcafe」

金賞「花・葉菜 cafe」

「花かんざし」

「花かんざし」

「Pure -ピュア-」

「Pure -ピュア-」









 
数で言えば「国際バラとガーデニングショウ」に遠く及びませんが、ショウナイズド一辺倒でなくホッとするような作品が並んでいたのが嬉しかったです。惜しむらくは配置の面で、写真を撮ろうと後ろに下がると他の方にぶつかってしまう状態だったので、これは次回の課題でしょう。

◆コンテナガーデン部門
寄せ植え部門も初心者からベテランまで、コンテナ鉢を使用して縦横80センチの枠内に思いの丈を込めた作品が並んでいました。中にはどうやって搬入したのだろうと思うような、背の高い作品もありましたよ。
金賞「和ったかいんだから」

金賞「和ったかいんだから」

「URBAN GARDEN・春」

「URBAN GARDEN・春」

「Spring is coming!!~春の訪れ」

「Spring is coming!!~春の訪れ」











 
今回のコンテストは屋内展示だったわけですが画像でもお分かりの通り、作品鑑賞に際して雑多なものまで目に入ってしまうのはちょっと残念。作品に対して背景を設けるなど、再考の余地がありそうです。

◆ミニガーデン部門
こちらは形状は自由、一坪(3.3平米)以内でガーデンを作り上げます。たかが一坪されど一坪、もてるガーデニング技術をギュッと凝縮したようなミニガーデンが並びました。
金賞「春の光の中で」

金賞「春の光の中で」

形状が自由ということで、その面積をフルに活かして別の角度から見ても様になるという作品もありました。
「花時undefinedhana-to-ki」

「花時 hana-to-ki」

「花時undefinedhana-to-ki」

「花時 hana-to-ki」






 
「みつばちの庭」

「みつばちの庭」

ミニミニガーデン

番外・千葉市の展示にあったミニミニガーデン


 
レッスンやセミナーなど様々な催しが

レッスンやセミナーなど様々な催しが行われた

ここまでご紹介した他にも、ガーデンマーケットや花育、花と緑に関する◯×クイズ、園芸チャリティーオークションなど楽しい企画が盛りだくさんのイベントでした。
本ショウは第21回こそ東日本大震災の影響で開催が取りやめとなりましたが、一人の人間が社会人として独り立ちするだけの年数を継続してきたものです。その歳月を経て、なお進化し続けようとする姿を見せつけられた今回のショウ。来年は会場を横浜に移しての開催となりますが、きっとまた花と緑の普及に新たな切り口で挑んでくれるであろうと期待しています。
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