Facebook(フェイスブック)の使い方/Facebookを安全に利用する

あなたが死んだら……Facebookアカウントはどうなる?(2ページ目)

誰もがいつかは経験する「死」。それは数十年後かもしれませんし、明日かもしれません。あなたの死後、多くの出来事を記録してきたFacebookはどうなるのでしょうか。

島田 祥輔

執筆者:島田 祥輔

インターネットサービスガイド


アメリカで始まった相続人機能

2015年2月からアメリカでは、さらに一歩進んだ相続人機能(英語では「Legacy Contact」、日本語のヘルプセンターでは「デジタル遺産管理人」)が導入されました。

まず、ユーザーは生前に、自分が亡くなったときの相続人をあらかじめ指定します。相続人は、亡くなったユーザーを追悼アカウントに指定できます。さらに、これまでの追悼機能ではできなかったこととして、新しく投稿をしたり、プロフィール写真を変更したりできます。

例えば、相続人が葬儀の日程や様子などを投稿したり、プロフィール写真を遺影にすることが可能になります。日本人には違和感を覚えるためか、現時点で日本への導入は未定です。

もちろん、相続人に自分のアカウントを削除するようお願いするといった「遺言」も可能です。


ユーザーの死亡を想定しているネットサービス

Facebook以外にも、ユーザーの死亡を想定しているネットサービスはいくつかあります。例えば、Googleでは一定期間(最短3カ月、最長18カ月)ログインがないときに、事前に登録した家族などにメールが届き、アカウントを削除できる権限が与えられます。これは一種の「ユーザー死亡後のデータ管理法」と見なすことができます。
Googleの「アカウント無効化管理ツール」より https://www.google.com/settings/u/0/account/inactive

Googleの「アカウント無効化管理ツール」より https://www.google.com/settings/u/0/account/inactive


Facebookに限らず、自分が死んだ後のアカウントやデータがどうなるのか、時間があるときに調べておくとよいでしょう。
【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場で Facebook 関連の商品を見るAmazon で Facebook 関連の商品を見る
【編集部からのお知らせ】
・「20代男性俳優」について、アンケート(2024/5/31まで)を実施中です!(目安所要時間5分)

※抽選で30名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※回答上限に達し次第、予定より早く回答を締め切る場合があります
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます