照明・LED/照明器具・間接照明の基礎知識

資格不要! 自分で配線工事のできるガーデン照明(2ページ目)

庭の照明が自分で出来れば、と思っている方は多いと思います。一般に照明器具の設置には電気工事が付きまといますが、それは有資格者でないと出来ないことになっています。しかし、ローボルト製品であればその資格は必要なく、誰でもできるのです。そこで、簡単に配線が出来るローボルト器具を中心に紹介いたします。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

ガーデンドロップライト

ガーデンドロップライト

写真5.ガーデンドロップライトを樹木に吊るして使用した例

デッキライトシリーズにはデッキに置く器具や埋め込む器具などがあります。そのなかでこのガーデンドロップライトは約0.1kgと軽量なので、樹木に自由に吊るすことができます。

透明度の高い泡入りのガラスのため、光がグローブ内で屈折、拡散し、シャボン玉のような美しい輝きを見せてくれます。光色は電球色と昼白色があり、用途や好みでどちらかを選ぶことができます。

光量は少ないですが、デッキ近くの樹木に複数灯吊るすことで、デッキ付近が仄かな明かりに包まれます。例えば夏の夜に白い光を選べば、涼しい雰囲気があたりを漂い、加えて華やかな効果も期待できます。

ガーデンドロップライト

写真6.左:白色(5000K) 右:電球色(3000K)

【商品情報】
商品名:ガーデンドロップライト
サイズ:φ80×H85mm 約0.1kg
光源:LED0.5W(3球) 3000K・5000Kの2種類
素材:泡入ガラス
コード長:約1m 補助ワイヤー付


 

調光リング付きスポットライト 

調光リング付きスポットライト

写真7.調光リング付き(シルバーの部分)スポットライト

スポットライトシリーズの一つに調光リング付きスポットライトがあります。この器具はローボルトではなく100V点灯になりますが、灯具本体に光量が調節できるリングが付いていることが特徴です。(写真7)

イメージ図

図1.樹木の大きさに合わせて調光した場合のイメージ図


屋外用の器具は屋内用と比べ周囲が暗いところで使用するため、意外と明るすぎてしまうことがあります。そのような心配がないのがこの器具です。リングを指で回転させることで明るさが変化するので、現場に設置した後でも操作ができます。

例えば樹木を照明する場合、このスポットライトは、樹木がまだ成長していない時は照度を抑え、成長に合わせて明るくしていくことが出来るのです。(図1)なお、この調光リングはスポットライトだけではなくポールライトに付いた製品もあります。

調光リング付きスポットライト

写真8.左:ブラック 右:グレイッシュゴールド

【商品情報】
商品名:De-SPOT 調光リング 100V
サイズ:W70×D135×H169mm 約0.6kg
光源:7.7Wモジュール  
5000K・2700K、狭角・広角の4種類
素材:アルミ・ポリカーボネート
カラー:ブラック・グレイッシュゴールド
コード長:5mプラグ付、10mプラグなしの2種類
電源:AC100V


夜の庭は黒いキャンパス。照明器具は筆や絵の具です。そこにどのような光の絵を描くかは、照明器具を選んで配灯する人のセンスによります。素晴らしい光の絵を描くためにも、まずは良い照明器具の選定が重要です。

商品についての詳細は下記のHPをご覧ください。
株式会社タカショーデジテック

写真2.4.5.6.8.図1提供:株式会社タカショーデジテック

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