照明器具・間接照明

更新日:2008年09月22日

住宅照明の失敗 その2

ブラケットの選び方と失敗例をご紹介します。ブラケットは取り付ける場所や高さを間違えるとバランスの悪い空間になってしまいます。

展開図なしでブラケットは選べない


写真1.取り付け高さが低くバランスが悪い例
ブラケットとは壁に付く照明器具のことです。ブラケットは「天井に照明器具が付けられない」、「鉛直面の照度が欲しい」、「手元の明るさが欲しい」、「装飾効果を高めたい」などといった用途に適しています。

住宅照明ではあまり使われてない器具と思われがちですが、たとえば洗面の鏡照明やバスルーム、外玄関、階段照明で多く見ることができます。
ブラケットは白熱灯用と蛍光灯用がありますが、蛍光灯照明の多い日本の住宅の中で、ブラケットはなぜか白熱灯が多いです。

ブラケットを設置する場合、始めに取り付け位置を決めなければなりません。当たり前のことですが、配線がなければ器具は取り付かないからです。
ここで、良く起こるブラケットの失敗は取り付け位置が家具や建具、鏡の位置との関係が悪くて、見た目でバランスの悪い空間を作ってしまうことです。

それだけではなく照明効果や生活上の問題も生じます。ブラケットを選ぶ場合、一番問題になるのが取り付け高です。多くの人は照明器具を選定して配灯する場合、平面図や家具配置図で行います。これらの図面には高さ情報がありません。それでは適正に器具を選ぶことはできません。

そこで重要なのが展開図です。展開図で窓や鏡、家具の大きさと高さなどを確認したうえで、展開図面上に器具の取り付け高さを、家具配置図に配灯を書いてセットで示さねばならないのです。

次の頁では、「ブラケットを選んでこんな失敗」についてご紹介しています。
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中島 龍興

数々の受賞歴を持つ照明デザインのプロが、賢い照明器具の選び方、活用法などを伝授!

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