フィンランド/フィンランドのグルメ・レストラン

スーパーで調達できる、フィンランドの楽ウマ食品(3ページ目)

滞在中毎食を外食で済まそうとすると、コストもかかるし飽きてくるもの。また、アパートメントタイプのホテルや、ラップランドなどに多いコテージの宿泊施設、そしてユースホステルに泊まる人は、自炊も楽しみのひとつですし、ホテル滞在でちょっとした夜食が欲しくなる人もいるでしょう。そこでぜひ試してみてほしい、スーパーで調達可能で手間いらずの簡易食品、レトルト惣菜、重宝するアイテムなどを紹介します。

こばやし あやな

執筆者:こばやし あやな

フィンランドガイド

パリっとした歯ざわりが病みつきに、ライ麦クリスピーパン

クリスピー

お煎餅のようにパリっとした食感が特徴の、ライ麦粉から作られたクリスピー。サーモンスライスを乗せたり、クリームチーズを塗ったり、何とでも相性が良い

フィンランドのパンといえば、ダークな色とほのかな酸味が特徴のライ麦パンが一般的ですが、同じくライ麦を使った、クリスピー状の薄焼きパン(hapankorppu/ハパンコルップ)も人気の一品。パン売り場の一角で見つかります。ちょうどお煎餅のようにパリっとした軽い歯ざわりが、日本人にも馴染みやすく気に入る人が多いのではないでしょうか。

パンのようにバターを塗って食べてもいいし、ハムやチーズなどを乗せて食べるのもおすすめ。また、しばらく牛乳に浸すとふにゃっと柔らかくなるので、レタスや塩漬けサーモンの薄切りなどを巻けばロールサンドを作ることもできる万能クリスピーです!

何に塗っても美味!さまざまな味付きのペースト状クリームチーズ

サワークリーム

パンやクラッカーに塗って食べれば止まらなくなる、ガーリックやきのこ、フルーツなどのフレーバー入りサワークリーム。パッケージもかわいい

乳製品売り場で、ヨーグルトと並んで結構な面積を占めているのが、ペースト状になったクリームチーズ(tuorejuusto/トゥオレユースト)。フィンランド人はこれをバターなどの代わりにパンやパンケーキ、クラッカーなどに塗って食べるのが大好きなのです。

フレーバーもさまざまで、サーモンなどの魚料理やステーキとも相性の良いガーリックやペッパーが効いたものや、フィンランドの森でよく採れるキノコのアンズ茸がはいったもの、さらにベリーやフルーツの風味が入ったデザート感覚のものもあります。とにかく万能で美味なクリームチーズは、パッケージデザインもポップでかわいいと評判。食卓でとても重宝するはずですよ。

水と混ぜるだけのジュース原液はコンパクトでお得

原液

水で薄めるだけで、ボトルの何倍ものジュースが手軽に作れる便利な原液

大きなペットボトル入りのジュースを買う代わりにおすすめしたいスマート商品が、水で薄めればちょうど良い濃度になるジュース原液(mehutiiviste/メフティーヴィステ)。これなら買い物や持ち運びのときに重たい思いをせずにすみます。例えば「1+7」と表示がある商品は、原液1に対して水7の割合が目安、ということ。フィンランドではどこの水道水も美味しい飲み水なので、安心して手軽に薄めてジュースを大量に作りだめることができます。フィンランドならではの各種ベリーのジュースが特に人気です。

 

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