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もはや仕事に必要なものさえ全て入るウェストポーチ

大人が使える、カッコいいウェストポーチの名作、m+の「MARSUPIO」が、何と、iPad mini対応になって復活していました。ほんの少しだけ大きくなったポーチは、そのコンパクトな外見ながら、iPad miniに対応した事で、仕事道具が全て収まるカバンの領域に入ってきました。使えば使うほど、便利さを実感する名品です。

納富 廉邦

執筆者:納富 廉邦

男のこだわりグッズガイド

あのエムピウの名作ポーチが新しくなって更に凄く

元々、エムピウのウェストポーチ「MARSUPIO」は、デザイナー村上雄一郎氏が、自らをテスターにして、何度も試作→使用→試作を繰り返す事で作り出した、その絶妙なサイズバランスと、ウェストポーチなのにおっさん臭くないルックスの大名作でした。とにかく、普段必要なものとか、外出時に必要なものとか、それぞれのシチュエーションに必要なものが過不足無く収納出来るのです。詳細は、このガイドサイトで紹介していますので、そちらの記事「必要なものだけを身に着けるための革ポーチ」(http://allabout.co.jp/gm/gc/197005/)を参考にしてください。
ウェストポーチ01

m+「MARSUPIO II」33,600円(税込) 色は写真のブラックの他、カーキとチョコがある。全てタンニン鞣しのゴート革

といっても、実は、そのポーチは既に手に入らなくて、今は、その二代目がラインアップされています。「MARSUPIO II」(33,600円)という、そのまんまの名前ですが、それは、そのくらい初代が名作だったということで、この二台目は、初代の良さをそのまま継承しつつ、きちんと「今」に対応するリニューアルが図られています。一番大きな変更は、携帯電話を収納するスペースをなくして、その分横幅を長くした事。また、その横幅に合わせて、縦や奥行きもバランスを取るために少しだけ大きくなっています。この、見た感じにほとんど影響していない、少しのサイズの変更が、とても大きな意味を持っています。

サイズが少し変わってiPad miniに対応した

ウェストポーチ02

中にはマチこそ無いが、細かく仕分け出来るオープンポケットを多数装備。上側に見える大きめのオープンポケットにiPad miniがすっぽり収まるのだ

「MARSUPIO II」には、何とiPad miniが入ります。しかも、背面の保護カバーを付けた状態で。これが、誂えたように見事にピッタリ入るのですが、村上さんに「このサイズだとiPad miniが入りますね」と言ったら、「ああ、サイズ的にははいるみたいですね」という返事でした。つまり、iPad miniが入るように作ったわけではないのです。それがピッタリ入るということは、このサイズが、とても「今、便利な大きさ」なのだと思うのです。それは、iPad miniを使っていて感じる「ちょうどいい大きさ」の感覚に通じるものです。村上さんの勘とセンス、恐るべしです。
ウェストポーチ03

iPad miniの他、新書サイズより一回り大きい手帳やノートなどを入れても、十分余裕がある

iPad miniはもちろん、新書サイズ程度の手帳も入ります(ガイド納富は、スーパークラシックのAirPenジョッター「スマートな手帳」を入れています)。例えばガイド納富なら、これで基本的な仕事はできてしまいまうわけです。さらに、筆記具が2本にiPadやiPhone用のケーブル、wifiルーターが入り、外のポケットにはスマートフォンと名刺入れが入ります。これだけ入って、しかし、ウェストポーチは膨らむ事なく、腰にさげても邪魔になりません。つまり、ちょっとした打ち合わせや会議、原稿書きなら、手ぶらで出掛けられるのです。さらに余裕があるので、必要なら、ICレコーダーやコンパクトなデジカメを入れて、取材にだって行けてしまいます。

フレキシブルな装着パターンはやはり便利

ウェストポーチ04

上下両方にループがあるベルトと、着脱可能なリングによって、身体に一番合う付け方が選べるフレキシブルなベルト

そして、ここでも、「MARSUPIO」が元々持っている、フレキシブルな装着パターンが威力を発揮します。ウェストに巻くベルトは、よく見ると上下両方にループが付いていて、しかも、ポーチについているリングは着脱出来るようになっています。つまり、ウェストのベルトを付け替えれば、ポーチを身体の右側に付けるか、左側に付けるかを選べるのです。さらに、ポーチ背面のリングからベルトを外して、左右それぞれのリングにベルトを付け替えれば、ショルダーバッグにもなりますし、ベルトを外してしまって、手に持つタイプのポーチにする事も出来るのです。

ウェストポーチ05

ベルトを付け替えて、ショルダーバッグにする事も出来る

ガイド納富は、ウェストにさげるよりもショルダータイプの方が好きなので、ショルダーバッグとして使っていますが、この、超コンパクトなショルダーバッグというのがまた使い勝手が良いのです。まず、小さいので電車の中などで立っていても座っていても邪魔になりません。さらに、入るものが限られているので、とても軽く、小さいので、歩行時の邪魔にもなりません。それでいて、ファスナーを開ければ上部から何でも取り出せるので、歩行中にiPad miniを出すのもスムーズ。地図などを確認して、すっとポーチに戻す事が出来るのです。

ガイド納富の「こだわりチェック」

ウェストポーチ06

前面ポケットの片側は、落下防止の革ベルトが付いている

デザインもスッキリして、前面ポケットの片方に付いた革のストッパーは、そこにスマートフォンやwifiルーターを入れておくのに安心。ほんの少しのサイズの変化が、生活をサポートするのに最高だったウェストポーチから、その機能は継承しつつ、独立したビジネスバッグや、趣味の街歩き時のバッグへと大きく変化したわけです。

柔らかいゴート革を使った肌触りも、軽快さも、内部のスッキリさせつつ、最小限のポケットを用意して、過不足無く小物を整理出来ることも、前の製品の魅力の継承ではあるものの、何故か、あまり似たような製品が出てこないまま、このサイズと質感はエムピウの独壇場になっています。だからこそ、この「MARSUPIO II」の登場は嬉しいのです。そういえば、ガイド納富もまだ見ていないのですが、「MARSUPIO II」の新色、カーキが中々良いようです。ホームページにエイジング済みのカーキの写真が掲載されていますので、そちらも是非、ご覧下さい。

<関連リンク>
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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