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東京“あったか”グルメスポット 2013(3ページ目)

アスファルトから這い上がってくる寒さで、足元から深々と冷える冬の東京。外を歩き回ったら、ほっとできるグルメスポットで心も体も温まりたいもの。2013年注目の“あったか”レストランを、厳選して3店ご紹介します!

藤丸 由華

執筆者:藤丸 由華

東京ガイド

六本木のど真ん中に東京タワーを望むコタツ席!
『六本木農園』

六本木農園のコタツ席

六本木通りから一本内に入っただけの場所に居心地のいいコタツ席が!

六本木農園の外観

スタイリッシュな外観

六本木の交差点から歩いて2分という立地にあるレストラン『六本木農園』。“六本木”と“農園”というかけ離れたイメージの言葉を掛けあわせた店名が気になるお店です。

2009年にオープンした六本木農園は、「東京にはあらゆる食材が集まっているけれど、生産者の思いは届いていない。農家の思いをここから伝えよう」という志を持って生まれたお店です。メニューは和でも洋でもない、野菜の持つ美味しさを最大限に引き出すオリジナルメニュー。全国から選りすぐられた美味しい野菜を集めているのはもちろん、生産者が来店者に野菜に込めた思いを語る「農家ライブ」を開催するなど、農家の思いがダイレクトに伝わるレストランとなっています。

コタツ席から見える東京タワー

コタツ席から見える東京タワー

コンセプトも興味深いのですが、お店の造りも必見。全国の農家から送ってもらった土で壁を塗ったという地下1階をはじめ、オープンキッチンの1階はシンプルでスタイリッシュな雰囲気。そして屋外にはドームやビニールハウスに席をしつらえたような個室など、独特のスペースが点在しています。

寒い時期におすすめなのがコタツ席。3~5人が座れる掘りごたつの席はガラス張りの小屋といった雰囲気で、ガラスの向こうには東京タワーが見えます。懐かしいちゃんちゃんこも常備されて、外国人にも大ウケなのだとか。あっという間に家にいるかのような気分になれる、居心地のいいアットホームな空間です。

自然薯と寒締め白菜のとろとろグラタン

人気メニュー『自然薯と寒締め白菜のとろとろグラタン』(1200円)。牛乳も生クリームも使っていないのにとろっとろ。野菜の持つ力に改めてびっくり

他にも屋外には野菜が育つ過程が見られる小さなショールームもあり、農家と東京を結ぼうという思いがそこここから伝わってきます。熱意が感じられる熱~いお店で、足元から温まりながら、お鍋などのあったか野菜料理に舌鼓をうつのはいかがでしょうか。

<DATA>
六本木農園
住所:東京都港区六本木6-6-15 
TEL:03-3405-0684
営業時間:
ランチ 12:00~15:00(LO14:00)*月曜日はランチ定休日
ディナー 平日18:00~23:30(LO 22:30)/土日祝18:00~23:00(LO 22:00)
定休日:無休
アクセス:東京メトロ・都営地下鉄『六本木』駅より徒歩2分

鍋料理、スイーツ、そしてコタツのあるお店と、違うスタイルの“あったか”グルメスポットをご紹介しました。寒さをものともせず外で遊んだ方も、食事時はたっぷり暖を取って、冬の東京を楽しんでくださいね。

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