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花粉症に乳酸菌!? フェカリス菌という乳酸菌の効果

国民病とも言えるスギ花粉症。毎年、花粉症で悩む人は増加しています。花粉症対策として、症状が出にくくなる体質にできたらいいでしょうが、その治療方法にはもう少し時間がかかります。身近に少しでも軽くできるものがあればいいのですが……。

この記事の担当ガイド

法律、経済など多くの資格をもつ現役のアレルギー・小児科医師

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■目次
花粉症対策と乳酸菌…1ページ
乳酸菌の中でも、「フェカリス菌」に注目…2ページ
 

花粉症とは

症状

鼻水や鼻づまり、ツライ症状の時期です。花粉症対策を

花粉症はアレルギーの病気の1つ。代表例がスギ花粉。スギ花粉が体内に侵入すると、スギ花粉に対するタンパク質IgEという物質が体内に作られます。次に、スギ花粉の成分と結合したIgEが肥満細胞という白血球に結合して、ヒスタミン、ロイコトリエンなどの物質が肥満細胞から出てきます。これらの物質のために、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、眼のかゆみが出てくるわけです。

花粉症が起こるメカニズム

それでは、2013年の花粉飛散状況はどうでしょうか?

スギ花粉の飛散量は、前年の夏の気候で決まります。気温が高かったり、日照時間が長いと、花粉飛散量が多くなります。昨年2012年の夏を思い出してみてください。東日本は猛暑で、西日本は例年並み、九州は台風などで日照時間が短かったですね。

スギ花粉飛散量は、東日本では2012年と比べて非常に多く、例年より多い予想となります。同様に、中部、近畿、中国、四国では2012年と比べて多くなり、例年並みかやや多いです。九州だけは2012年より少なく、例年より少ないです。

全国的には、2012年より多く、また、例年よりも多い予想となるわけです。花粉症の方にはツライ時期、早め早めの花粉症対策が必要になります。

花粉症対策には、免疫力をつけることが有効

花粉症対策には3つあります。周りの花粉を減らすこと、花粉の侵入を防ぐこと、花粉症の症状を軽減することです。今回は、症状の軽減に注目します。

花粉が接触する部分は、眼と鼻、ノドになります。風邪を引いて、粘膜が傷んでいると花粉が粘膜に付着して、さらに症状を悪化させます。その意味では風邪を引かないことも花粉症の予防になるかもしれません。症状は、体調によって左右されます。体調がよくないと、花粉症の症状の悪化が見られます。花粉症の症状のために、寝不足などで体調が悪くなり、さらに花粉症の症状が悪化し、体調が悪くなるという悪循環になります。悪循環を断ち切るためにも日頃の生活を見つめ直してみましょう。

その1つとして、医食同源の観点から、体にいいと言われているものを取り入れるという方法があります。

アレルギーを抑えるにも免疫力UPにも乳酸菌?!

体にいいと言われているものの1つに、乳酸菌があります。乳酸菌には様々な作用、効果があります。代表的なものが、腸の状態を整える作用です。乳酸菌を取り入れることで、便秘や下痢が改善します。悪玉菌と呼ばれる細菌の増殖を抑えたり、免疫を高める作用があったり、コレステロールを抑える効果、発がんを抑える作用があることなどが報告されています。

乳酸菌は、アレルギー症状の原因であるIgEを作るために必要なヘルパーTリンパ球2型という白血球を抑えることで、アレルギーに効果があると報告されています。

次のページで、乳酸菌の1つである「フェカリス菌」について紹介します。

更新日:2013年02月20日

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