4/4 熱海温泉　古屋旅館 [温泉] All About

熱海温泉　古屋旅館(4ページ目)

熱海温泉古屋旅館は、熱海温泉を代表する老舗宿です。熱海温泉と聞くと社員旅行で行く温泉のイメージがあるかもしれませんが、個人客向けの上質な旅館もあります。古屋旅館も小規模で上質な宿で、配慮が館内に行き届いています。温泉、料理、客室の全てが、非常に高いレベルでまとまっているので、誰にでも自信を持ってお勧め出来るのです。今回は熱海温泉の良さを再確認出来る宿、熱海温泉古屋旅館を紹介します。

古屋旅館で滞在を満喫

熱海温泉古屋旅館の客室は、老舗高級宿らしい佇まい

熱海温泉古屋旅館のオリジナルお着き菓子は、お茶にピッタリ！

古屋旅館では、標準的な客室でも十二畳半に広縁付きですから、広大です。客室のデザインも、古過ぎず先進的過ぎず、古屋旅館らしい落ち着いた雰囲気です。このあらゆる面で中庸で安心できるのが、古屋旅館の最大の特徴であり、満足感の根源なのです。

私は旅館に泊まる時、身長180cmですと言います。猫背でなで肩なので、身長が高く見えず、何も言わないと特大の浴衣を用意して貰えないからです。しかし、古屋旅館の客室係の方は、何も言わないのに私の身長を見抜き、特大の浴衣を用意してくれました。高級宿では当たり前だと思うかもしれませんが、私が申し出なくても適切な浴衣が出た宿は、数える程しかないのです。

朝食の話も、浴衣の話も、この宿の一端を示すに過ぎません。しかし、当たり前の事が当たり前に行われる宿がいかに少ないか知っているので、だからこそ、この宿を安心して誰にでもすすめられるのです。

なお、お付き菓子として出るオリジナルの和菓子「千鳥」が、お茶に非常に良く合い、しかもお茶を連想させる緑色が美しく、売店で買い求めました。非常にリーズナブルなので、熱海のここでしか買えない土産としておすすめです。