注文住宅/家づくり物語 実例を通して

間取りの採光と通風をチェック/M邸・第5回(2ページ目)

決定した間取りは家族の動線や家事計画などを考えながら決めていきます。間取りが決まれば同時に光や風はどのように入ってくるかも検討していくことが重要なポイントです。基本的な採光と通風の考え方を踏まえ、M邸はどのように計画したかを紹介します!

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド


採光・通風のポイント -1階-

M邸の採光・通風は、以下の図面のように計画しました。
赤い矢印が採光、緑の矢印が通風の流れになっています。

【1階】

M邸の採光・通風計画-1階

画像をクリックすると拡大します!


<採光のポイント>
・玄関ホールからつづく土間には上部にトップライトを設け子ども部屋に光を反射、拡散させる
・夫婦寝室の西側に高窓を設けて採光を確保する
・階段途中に縦長の窓を設けて採光を確保する

<通風のポイント>
・土間と子ども部屋の区切りは引戸とし、さらに引戸の上部が突出し窓になっている
・玄関から廊下に上がるところは引き込み戸にして、四季に応じて開閉できる。
・子ども部屋、夫婦寝室+ウォークインクローゼットの建具は東側からの通風を考慮して引戸とした

土間のトップライトと引戸の突出し窓

土間のトップライトと引戸の突出し窓



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