京都グルメ/京都の中華

祇園 喜鳥(3ページ目)

京都祇園にオープンした新星中華「祇園 喜鳥」。祇園という場所にも関わらず、お値打ち価格でハイクオリティな京中華を愉しめる一軒です。

執筆者:麻生 玲央

・炒飯

炒飯

炒飯

これまでの料理同様に炒飯も期待を上回るクオリティ! 炒飯の色合い、パラパラっぷりはもちろん、具として入っている水菜の漬物の食感と塩味がアクセントになった絶妙な仕上がりでした。

この炒飯の美味しさの秘密を伺うと、炒飯用の「御飯」は普通の白御飯とは別に炊かれていて、炒飯用御飯には予め出汁や胡麻油で下味もつけられているとのこと。この手間暇を惜しまないプロセスが、このクオリティの高さを生み出す一要素なのでしょうね。

・デザート

デザート

デザート

〆のデザートは黄粉と黒糖のアイスクリーム&胡麻団子。さすがは有名ホテル出身だけあって、胡麻団子の控えめな甘さ&もっちりモチモチ食感も見事。アイスクリームも風味濃厚で胡麻団子にも負けない存在感です。

・杏仁豆腐

杏仁豆腐

杏仁豆腐

これはコースには含まれていませんが、200円の追加料金でオーダーすることができます。滑らかスペスペ食感も秀逸ですし、健康酢のシロップが入っているので、甘さを抑えた程よい酸味が良好。これは甘いものが苦手な男性にも受けるテイストだと思います。
 

ハイクラスな中国料理を町家で愉しむ

中国茶

鉄観音茶も保温されて供されます

祇園の中の祇園というこの場所と雰囲気で、昼は1000円から、夜は4500円からサービス料も個室料もなし、という、びっくりするほどリーズナブルなコース設定には恐れ入ります。料理はハイクオリティ、料理の引き出しも沢山お持ちのようですし、昼にお値打ちランチを食べたい人にも、夜に贅沢したい人の要望にも万能に応えていただける、確かな味の「京中華」。地元民だけではなく観光客にも嬉しい一軒です。

注) 2016年現在、「祇園 喜鳥」は閉店されています。当記事は中華料理店時代の過去記事となります。


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※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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