インテリアにもマッチするキヤノン MG6230 レビュー(2ページ目)

どんな部屋にも合う!?　3色のカラーバリエーション

従来のPIXUSシリーズはブラックとシルバーを基調としたデザインだったが、11年秋モデルでは他社にも品揃えされているブラック、ホワイトに加え、ブラウンが登場した。アーバンな雰囲気の部屋にはブラック、白を基調とした部屋にはホワイト、ローズウッドなど木目を生かした部屋にはブラウンなど、部屋や家具の雰囲気、好みに合わせて色を選べる。

従来モデルに比べてコンパクト化したとはいってもプリンタ・複合機は場所を取るので、より設置場所に合ったモデルが選べるようになったのはうれしい。

スマートフォンからPDF印刷やスキャン実行も可能

「Easy-PhotoPrint」アプリを利用したiPhone/Androidスマートフォンからの印刷機能もさらに進化した。撮影した写真を印刷できるだけでなく、スマートフォンでダウンロードしたPDFファイルを印刷することも可能になった（Android端末はEasy-PhotoPrintで作成したPDFファイルのみ印刷可能）。

スマートフォンからMG6230でスキャンを実行し、スキャンデータをスマートフォンに送信することも可能だ。スキャンデータはJPEG画像とPDFファイルを選択できる。

「サイレントモード」でより静かな印刷が可能

音がより静かになったのも大きな特徴だ。従来モデルの「MG6130」は稼働音が約47dB（50dBが「静かな事務所」程度）だったが、新モデルにはより稼働音を抑える「サイレントモード」が搭載された。ホーム画面やパソコンの設定画面で「サイレントモード」をオンにすると、従来よりもさらに静かな約37.7dB（40dBが「静かな住宅地」程度）の静音性を実現する。印刷だけでなく、コピー時にも静かに使えるのがうれしい。揺れも抑えられるので、PCラックの上段などに設置している人にはより魅力的に感じられるだろう。