ショーウィンドウが秋冬物に衣替えする季節、インテリアの模様替えを考えている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、鉢カバーを変えるだけで簡単にできる室内観葉植物のイメージチェンジについてご紹介します。
鉢カバー、利用してますか?
よくあるタイプの鉢カバー
皆さん、室内の観葉植物はどのように置いていますか?インテリアのテイストに合わせた鉢に植えて、鉢受け皿をセットして置いているというパターンが一般的でしょうか。でも、これだと部屋の模様替えをしたときに、鉢だけが浮いてしまうこともありますよね。かといって、植え替えも面倒……と、そのまま放置になってはいないでしょうか。
そんな時に役立つのが、鉢カバーです。これなら鉢をスッポリ入れ込むだけで、簡単にイメチェンできます。
鉢カバー、アレコレ
自然素材の鉢カバー
一口に鉢カバーと言っても、籐や竹、木製など自然素材でできたもの、陶製のどっしりしたもの、ブリキのような硬質なものなどその素材は様々です。インテリアに合わせてチョイスしましょう。
自然素材のものはナチュラルな雰囲気で人気があります。和・洋どちらの部屋にも合わせやすいですが、色味によっては冬はちょっと寒々しい印象にもなりがちです。
ブリキの鉢カバー
ブリキはカジュアルな雰囲気。硬質なメタル素材は、グリーンとの相性は良いですが、こちらも少し冷たい印象があります。
陶製は色も形も豊富に有りそうですが、その重さがネックか、あまり見かけないようです。印象派の画家モネの庭にも見られたように、使わなくなった火鉢を流用することもできますが、やはり重さが……。置き場所が決まっているなら、ジャパネスクな鉢カバーとしてアリでしょう。
ところで、水やりは?
火鉢を利用した例
火鉢のところまできて、「鉢カバーにするのはいいけど、水やりは?」と疑問を持たれた方も多いでしょう。鉢カバーをセットした鉢植えも、使用していないものと同様に、「鉢土が乾いたら、たっぷりと」水やりしますが、問題はその後です。普通は、しばらく置いて鉢受け皿に溜まった余分な水を捨てますが、鉢カバーの中はどうしましょう?
答えは、やはり「溜まった水は捨てる」が正解。でも、小ぶりな鉢ならいざしらず、水やりのたびに大きくて重たい鉢をいちいち鉢カバーから出し入れするなんて嫌ですよね。こんなときは、ロングサイズのスポンジを使って、溜まった水を吸わせてみてください。また、灯油ポンプなど、吸い出せるものを活用する手もあります。
最後に、簡単に手作りできる鉢カバーをご紹介しましょう!