亀戸「船橋屋」と抹茶のお菓子
東京・亀戸天神の藤まつりが過ぎ、町が落ち着きを取り戻す5月の半ば頃、亀戸天神前のくず餅の老舗「船橋屋」では、恒例の抹茶のお菓子が始まります。日頃はくず餅一辺倒でもこの時期ばかりは抹茶のあんみつに舌鼓。和カフェ「船橋屋こよみ」限定の「抹茶くず餅プリン」もお見逃しなく!初夏限定の「お抹茶フルーツあんみつ」
東京・亀戸の「船橋屋」といえば「くず餅」が名物ですが、実はあんみつも人気。季節限定の味が度々登場する上、1人前ずつテイクアウトもできるので、お土産にも重宝です。初夏限定のあんみつは「お抹茶フルーツあんみつ」。抹茶餡やメロン、2種類の桃、白玉、えんどう豆などが贅沢にのり、視覚に訴えます。蜜はくず餅に使うものと同じ、特製の黒蜜です。
伊豆七島産の天草の風味が生きる寒天は、プリプリつるり。白玉はもちもちとして、香り高い抹茶餡はまったり。蜜を回しかけることで生まれる一体感は、あんみつの醍醐味です。
小さなくず餅と抹茶羊羹がちょっとしたサプライズのようにひそんでいますので、見過ごさないようご注意を。
次ページで、和カフェ「船橋屋こよみ」の限定スイーツをご紹介します。