照明・LED/LED照明

LED電球の配光を選ぶ(2ページ目)

家庭でも普及しつつあるLED電球ですが、種類や形状も急速に増え、照明器具や目的に合わせて選べるようになりました。ただ一方で、ランプの選び方を間違えてしまい、「一般電球の60W相当というLED電球に変えたのに、以前より部屋が暗くなった」などという話を聞くこともあります。そこで、今回は、LEDの特徴とLED電球を選ぶ際のポイントをご紹介します。

中島 龍興

執筆者:中島 龍興

照明ガイド

配光が選べる「AGLED」 

立体配列タイプ

図1.立体配列タイプの配光拡散イメ-ジ

ここでは、 2011年1月に開催された次世代照明技術展で発表された、最新のLED電球「AGLED」をご紹介します。

この「AGLED」シリーズは、半導体メーカーのローム株式会社で開発され、丸善電機株式会社から発売されました。

配光を選べるのが特徴で、図1のように、LEDチップを立体的に配置することで横方向やソケット方向にも光が照射される立体配列タイプ(3DLED)と、効率良く床面を照明する平面配列タイプが用意されています。

 
AGLED

写真2.AGLED

前のページの写真1では、乳白ガラスのペンダントに立体配列タイプの「AGLED」を設置していますが、器具全体がきれいに光っているのがわかります。

光色は、それぞれ昼白色と電球色の2種類、明るさも床面で40W相当(写真2左)と60W相当(写真2右)があります。

図2は、立体配列タイプ、図3は平面配列タイプの配光イメージですが、配光を選べるため、例えば、ダウンライトやスポットライトには、効率よく下方向が明るくなる平面配列タイプが勧められ、半透過性グローブやシェードを持つペンダント器具では立体配列タイプなどがよく、用途に応じて使いわけることが可能です。

 

立体配列タイプ

図2.光が横やソケット方向にも広がる(立体配列タイプ)

開発を行った、ローム株式会社は抵抗器メーカーとして創業し、1960年代からは半導体デバイスの分野を牽引し、日本の高度成長期を支えた企業でもあります。LED素子の事業も1970年代後半から取り組んでおり、LED素子から応用機器まで自社で開発できるという強みを生かして、近年でLED照明の分野でも、研究・開発が進められています

 
平面配列タイプ

図3.下方向が効率的に明るくなる(平面配列タイプ)

LED電球以外でも、直管蛍光灯器具に代わるLED器具や既存の蛍光灯器具に取り付けられる直管形LEDランプなどを発表しており、また、オフィス環境の研究やオフィス向けの照明器具の開発なども行っています。

製品の詳細はローム株式会社のHP内の「ROHM LED Lighting」にも掲載されておりますのでぜひご覧ください。

【関連記事】
「LEDの色温度を考える」
「住宅照明がLEDに変わる1」
「住宅照明がLEDに変わる2」
「住宅照明がLEDに代わる3」
「LEDって何なの?LEDの照明基礎知識2」

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