収納

収納で片付いて見える部屋・見えない部屋(4ページ目)

家具の置き方次第で部屋の印象が大きく変わります。片づけているのに雑然!片づけてないのにスッキリ!この違いは歴然です。

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド

無用なスペースをつくらない

一般的には、床面がまとまってたくさん見える部屋は広々とした印象を与えます。

窓が右側の壁にあるなら、背の高い家具とデスクの位置を入れ替えれば、少し改善できます
右図のように家具を置けば、床面が広々としているので一見よさそうにみえるはずです(青線で示した範囲と薄い黄色部分が、部屋の広がりとして意識される)。ところが下記のような問題点があります。
  • 半端な隙間ができると、そこにとりあえずモノを置きたくなったり、埃が溜まりやすくなる(ベッドと壁の隙間、デスクと壁の隙間、棚とクローゼットの隙間)
  • テレビを置く棚の前に大きなスペースがあると、そこにゲームやDVD、雑誌などが使ったままになりかねない
  • デスクの背中側に置いた棚の前にスペースがると、そこに本やカバン、衣類などを積み上げかねない
  • ベッドがあるので、窓の開閉はベッドの上からすることになる
床のスペースに余裕があるのは良いことですが、片付けが苦手な人にとっては、モノを置いたまま、積んだままにしやすいスペースになってしまいがちです。テレビを置く棚の位置は、ベッドで寝たまま見られるから良いということと、デスクの背中側に本棚として使える家具があるので便利という点は評価できますが、モノが散らかりにくい部屋を目指すにはデメリットが大きいので、このケースはよくないと判断します。

こまめに片づける習慣があるなら、家具の配置に深くこだわらなくても良いのですが、片づける時間がとれなかったり苦手だという場合には、家具の置き方を変えてみるのも良い方法です。 また、引っ越しや改装の計画があるなら、片づいて見える工夫の参考にしてください。

▼関連リンク
収納用品があれば片づくとは限りません。ご注意を! 【All About 収納】
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