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ザ・キャピトルホテル 東急、オープン!(3ページ目)

数多くのVIPを迎えてきた歴史ある東京・永田町のキャピトル東急ホテル。2006年に惜しまれつつ閉館しましたが、2010年10月22日高層複合ビル内で、新たなスタートを切ることとなりました。その全貌を、速報でお伝えしましょう。

藤丸 由華

執筆者:藤丸 由華

東京ガイド


レストランは全てオリジナルブランド

ザ・キャピトル バー

日中も利用可能な『ザ・キャピトル バー』

ザ・キャピトルホテル 東急の“食”のスポットは5つ。全て自社営業のオリジナルブランドです。

ORIGAMI

ラウンジ『ORIGAMI』。外の池の水が流れ込んでいるような、美しい波紋のカーペット

旧キャピトル東急時代コーヒーハウスとして親しまれてきた『オリガミ』は、朝から夜まで利用できるオールデイダイニングとラウンジの『ORIGAMI』として生まれ変わりました。契約農家から直送される、フレッシュ野菜をたっぷり使ったやさしいフレンチテイストのメニューが並びます。

3階の水の配された日本庭園の離れには、日本料理『水簾』(すいれん)が。割烹、鉄板焼き、アラカルト、そして個室の4つのコーナーに分かれたレストランです。伝統ある中国料理の『星ヶ岡』は2階に。4階にはバー『ザ・キャピトル バー』がオープンし、昼のティータイム、夜のバータイムと、12:00~24:00まで利用できるスポットとなっています。

ビートルズファン狂喜のスポットも

インタビューの壁

ビートルズも来日時、この壁の前でインタビューを受けました。ファンならたまらないスポットです

真珠のシャンデリア

よくみると本物の真珠が使われているシャンデリア

さてザ・キャピトルホテル 東急には歴史深い見どころも満載。例えば1階の宴会場入り口にある巨大な絵画は、ヒルトン時代ラウンジにあった横山操の作品「富士雷鳴」を修復したもの。日本料理の水簾には北大路魯山人が1925年に手がけた「やどや」の看板が掛けられ、またかつての宴会場『真珠の間』にあった本物の真珠を使ったシャンデリアは、その一部を使用して、一番広い宴会場『鳳凰の間』に再登場。

さらには、ビートルズをはじめとするアーティストが訪れ記者会見が行われる際には、かならずその前でインタビューを受けたという壁面も、宴会場のホワイエの壁に復刻されました。ビートルズファンをはじめ、知る人ぞ知るひそかな撮影スポットになるかもしれません。

周囲の自然環境やこれまでの歴史を大切にしながら、それらをホテルの魅力として上手く取り入れた『ザ・キャピトルホテル 東急』。オープン後は国内資本ホテルならではのホスピタリティ=“おもてなし”がどのような形となって現われるか、注目が集まりそうです。


<DATA>
ザ・キャピトルホテル 東急
住所:東京都千代田区永田町2-10-3
TEL:03-3503-0109
アクセス:東京メトロ千代田線・丸ノ内線『国会議事堂前』駅直結
東京メトロ銀座線・南北線『溜池山王』駅直結
チェックイン/チェックアウト:15:00/12:00
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