トルコ/トルコ基本情報

トルコの治安

トルコを旅行したいけど、トルコの治安ってどうなの? 危ない場所やタイミングってある? …… などなど、旅行前に知っておきたい情報がこちら。楽しい旅行をもっと楽しくするために、治安に対する基礎知識を持って自分の身を守れる対策をとれるようにしましょう!

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トルコの治安ってどうなの?

スルタンアフメット地区をパトロールする警察官

観光地には多くの警察官が配備されているけれど……


トルコの一般犯罪率は、全体的にみると実は日本ほど高くありません。ただし、貧富の差が激しい観光大国であることから、観光客相手のスリ・ひったくり、強盗や詐欺犯罪が多いのは確か。一部のトルコ人から見ると、日本人はまだまだお金をたくさん持つリッチな人たち、というイメージなのです。

また、世界各国にビザなしで入国できる日本のパスポートは裏社会で非常に価値が高く、狙われやすいモノの一つなのだそう。現金をあまり持っていないからといって安心せず、パスポートも含め貴重品には常に注意を払っておきましょう。

それでも、こうした観光地特有の犯罪は、ポイントを押さえた対策をしておけば防げるもの。自分の身を自分で守る気持ちを常に持ちながら、旅行を楽しみたいですよね。

トルコ旅行中の治安対策についてはこちら>>>トルコの犯罪対策

トルコ国内に武装勢力ってまだあるの?


PKK

南東地方の山中で活動するPKK(©info-wars.org)

最近では大きな活動は少なくなってきましたが、トルコ国内には下記のような武装勢力があります。

■クルド労働者党(PKK)
南東地方を中心にクルドの独立を目指す反政府武装組織。最近では政府との和平交渉が進んでいるため目立った活動は少なく、解決の方向に向かいつつあります。また、対象は主に軍隊や警察など治安当局なので、現在では普通に観光しているツーリストが被害に遭う事も稀です。ただし東部や南東地方の旅行を考えている場合には常に注意を怠らないようにし、その時の情勢によってはこの地域の旅行を見合わせることも検討しましょう。

■革命的人民解放党・戦線(DHKP-C)
反政府・極左組織で、最近再びテロ活動を活発にしています。こちらもターゲットは主にトルコ治安当局で、組織力がそれほど強くないため活動も比較的小規模のものが多いのが特徴です。ただし注目を集めるため観光客も集まる繁華街などを狙うこともあります。

日本外務省が発表しているトルコの治安情報についてはこちらも>>>外務省海外安全ホームページ「トルコ」

 

トルコのどこにどんな危険がある?

スルタンアフメット

観光のメッカ、スルタンアフメット広場はいつも観光客でいっぱい

観光客相手のスリ・置き引き・強盗・詐欺といった犯罪は、やはり観光スポットが多い大都市に集中しています。例えばイスタンブールのスルタンアフメット地区などは、一般のトルコ人よりも観光客人口の方が断然多いことから、この種の犯罪率も高いのが現状です。観光中、歩く時にはカバンに注意し、日本語や英語で話しかけてくる人には要注意です。

観光都市、イスタンブールの治安についての詳細はこちらをどうぞ>>>イスタンブールの治安

Urfa

ほのぼのした田舎にも、危険な一面が

一方、地方の田舎町などにはこうした犯罪とは無縁のほのぼのとした場所もありますが、町外れの山の中や都市と都市を結ぶ道路沿いなどでは、ほとんど人がいないところも珍しくありません。特に夜など暗くなった時間帯にそのような場所を1人で歩いたりしていると事件に巻き込まれる可能性もありますのでご注意を。


 
otogar

長距離バスに乗る時は、目的地のバスターミナルに入るかどうかを確認(©lojiport.com)

例えば安い長距離バス会社を利用すると、時々町の中心にあるバスターミナルまで入らず(←バスターミナルに入るにはそれなりの料金が発生するため)、町外れの道路沿いで客を降ろす場合があります。公共交通機関があまり発達していないトルコでは、郊外から町の中心地まで行くのにヒッチハイクぐらいしか方法がない地方も多く、こうした人たちを狙った強盗事件も起きています。長距離バスを利用する場合にはできる限り大手のバス会社を利用し、乗り換え場所や時間帯には十分注意したうえでチケットを購入しましょう。

中央・東アナトリアや南東地方では実際、過去に日本人も含めた観光客が行方不明になったり誘拐されたりした事件も発生しています。また、地方によっては山賊が出たり、上記にあるPKKのメンバーによる連れ去り事件もあり得ますから、地域によっては危険性を十分認識して旅行計画を立てましょう。

 

fotoyasak

この標識の近辺では撮影禁止(©haberform.com)

ちなみに、トルコでは軍関連施設は撮影禁止です。そうした施設はたいてい金網で囲われており、赤いプレートで「撮影禁止」と書かれていますが、誤ってそうした場所が含まれるような写真を撮っているところが見つかると、軍警察に拘束され起訴されることも珍しくありません。兵士等がいる場所での撮影には気をつけましょう。

またイラクやシリア国境近辺は、昨今起きているISILなどの情勢を踏まえ警備強化が進んでおり、国境沿いは外国人が足を踏み入れるのでさえ禁止されているエリアが多くなっています。そうした立ち入り禁止指定エリアにうっかり入ってしまうと、それだけで軍警察に起訴され国外追放になるので注意しましょう。しかし、実際どこがそういうエリアなのかは見ただけでは全く分からないのが現状。国境エリアではきちんとした旅行会社が主催するツアーに参加するなど、単独行動は極力避けるのがおススメです(2015年現在、トルコのシリア・イラク国境沿いエリアは外務省から退避勧告が出ています)。

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更新日:2015年05月01日

(公開日:2010年09月25日)

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