トルコ/トルコのお土産・ショッピング

お土産にもおすすめ! トルコのスイーツ(お菓子)

古くはローマ帝国・オスマントルコ帝国時代から続くトルコの伝統スイーツ。激甘なことでも知られますが、旅で疲れた身体にパワーをもたらしてくれます。お土産にもぴったりのトルコ菓子、トルコ旅行の際にはぜひ制覇すべし!

執筆者:安尾 亜紀

お土産でもイートインでも! トルコの伝統スイーツ9選

トルコ菓子店Koska

最近では、町にトルコスイーツ専門店が増えつつある

トルコ人は無類のスイーツ好き。町には必ずトルコ菓子専門店があり、イートインで嬉しそうにスイーツをほおばるトルコ人をあちこちで見かけます。老若男女、おしなべて甘いもの好きな民族だけに、オスマン帝国時代から色々な種類のお菓子たちが作られてきました。中には私たち日本人には珍しい種類のものも多く、ここはぜひ制覇してみたいところ。そんな代表的なトルコスイーツをいくつかご紹介します。

各スイーツのおすすめ有名店(主にイスタンブール)もデータとして加えました。ご参考にどうぞ!

バクラワ

バクラワ

1人分、というと2-3個のバクラワが定番の量

トルコスイーツの代表といえば、トップにくるのがバクラワ。トルコのみならず中東全体にあるお菓子ですが、とにかく甘い! ……超薄の生地を何層にも重ね、間間に砕いたピスタチオやヘーゼルナッツを挟み、カリッと焼き上げた上からシロップをかけたもので、間に入っている具や切り方などによって種類が色々あります。バクラワは、とにかく新鮮であればあるほどおいしいので、専門店や回転の速いお店で買うのが原則。

老舗のバクラワ専門店、カラキョイギュッルオールでは、遠い国から来た観光客用にシロップが少なめに配合されたクル・バクラワスを販売しており、これだと帰国後に開封してもべとべとになりにくいのでお土産用に便利です。

<DATA>
Karakoy Gulluoglu (カラキョイ・ギュッルオール)
住所:Karakoy, Rihtim Cad. Katli Otopark Alti No:3-4
TEL:0212-293-0910
開店時間:7:00~23:30(日曜日は8:00~)

ロクム

Hacibekirロクム

最も一般的なのは、ピスタチオ入りのロクム

英語では“Turkish Delight”と言われるこのロクム、世界中の人に愛されるトルコ土産の代表格です。日本の求肥に舌触りがよく似たお菓子で、なんだか日本茶のお茶うけとしてもいけるような気が。最近ではトルココーヒーとセットでサービスされることがよくあります。できたては柔らかくてモチモチですが、ふたをキチンと閉めないで置いておくと固くなってしまいがちなので、これもやはり回転の早い店や老舗のロクム屋さんでパッケージされたものを買うのがおススメです。

<DATA>
Hacibekir (ハジュベキル)
住所:Istiklal Cad. No:83, Beyoglu(ベイオール店)
TEL:0212-244-2804
開店時間:8:00~21:00(無休)

キュネフェ

Beytiキュネフェ

カロリー爆発スイーツだけど、トルコ人はケバブ料理の後に食べることが多い

Gelikのキュネフェ

中のチーズがとろけていてたまりません!

ガイドが個人的に一番好きなトルコスイーツといえば、なんといってもキュネフェ。周囲の評判を聞いても日本人でこのキュネフェが好きな人が意外と多ので日本人好みと言えます。主に南東地方で食べられているキュネフェは、カダイフと呼ばれる小麦粉で作られた細綿状の生地の中に各種チーズを入れてオーブンでカリッと焼き上げ、上からシロップがけしたもの。イスタンブールでは主にケバブレストランで食べることができます。

できたてアツアツのキュネフェは中のチーズがトロっと溶け、上に乗せられた冷たいカイマックと呼ばれる生クリームの塊と一緒に食べると絶妙の味わいが口に広がります! お土産として持ち帰れないだけに、是非トルコに来た際には食べてほしいところ。注文してから出てくるまで時間がかかるお菓子なので、ケバブ店では料理を注文する時点でキュネフェについても準備しておくようお願いするのがツウのやり方。

<DATA>
Beyti (ベイティ)
住所:Orman Sok. No:8, Florya
TEL:0212-663-2990
開店時間:11:20-23:00(月休)
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