肩こりの症状はさまざま

肩こりは自覚症状が無くても、頭や腕の可動範囲が狭まることで確認することができます

肩こりはふだん自覚症状が無くても、ふとしたときに頭や腕の可動範囲が狭まっていることで気付くことがあります

肩こりは、首から肩にかけての筋肉や背中の範囲にまで、不快な症状が及ぶことがあります。

筋肉がこわばった感じがする、頭を動かせる範囲が狭くなって動かしにくい、肩の力が抜けない感じがする、痛みを感じるといった具合に、肩こりといっても訴えはさまざまなのです。

肩こりになったら何をする?

こうした肩こりの人に「ツライ時は自分で何か対処していますか?」とたずねると、次のような回答がありました。

  • こりのある部分を自分で押してみる
  • パートナーにマッサージしてもらう
  • 市販のマッサージグッズを使って、筋肉をほぐす
  • 腰から肩甲骨の付近まで、子供に踏んでもらう
  • 体操やストレッチをして、腕や首を動かすようにする
  • お風呂でゆっくり温まってみる
  • とりあえず、湿布や塗り薬でしのぐ

皆さんはいかがでしょうか? 当てはまるものはありましたか?

逆効果の肩こり対処法

体の反応には個人差があり「圧す際の痛みを我慢してこそ効果がある」とは限りません

体の反応には個人差があり「押す際の痛みを我慢してこそ効果がある」とは限りません

こうしてみると、筋肉を押したり、ほぐしたりといった類のことを試みる人が多いようです。しかし、そこで問題が生じて、さらに苦しむ結果を招いているケースも少なくはありません。

こり固まった筋肉を自分で強く揉みほぐしたり、パートナーに「これは、硬すぎる!強めにマッサージしないとほぐれないよ」と痛みに耐えながらグリグリ押された場合、次のようなことが起こることがあります。

  • 翌朝、首が回らなくなった(振り向けない、頭を倒せないなど)
  • 肩こりの悪化
  • 押した部分に痛みがでてしまった
  • 筋肉痛のような状態で、体がこわばっているような気がする
  • 頭痛がする

このように、いわゆる「揉み返し」が出てしまう場合があります。揉み返しとは、筋肉を圧したり揉んだりすることで、筋肉を痛めてしまった状態です。

肩こりは強く揉めば良くなる?

「首がイタタタ……こんなはずではなかったのに」と頑張りすぎたマッサージを後悔する例は少なくありません

「首がイタタタ……こんなはずではなかったのに」と頑張りすぎたマッサージを後悔する例は少なくありません

肩こりがひどい時や、こり固まった筋肉を発見すると、そこの部分を押したくなるという人もいるかと思います。力を入れないと、こりが楽にならない気がして、ついつい強めにマッサージをしてしまうかもしれません。しかし、強く揉めばコリが楽になるかというと、実はそうとは言い切れません。

それどころか、時間の経過と共に痛みが出てしまうケースも多々あります。ご自身や身内同士などで、強く揉んだり圧したりする際には、くれぐれもご注意ください。

痛いと感じることを繰り返していると、体の力が抜けない場合が多く、かえって筋肉が硬くなってしまうことがあります。血流を回復させる程度ということで、硬い筋肉に対して垂直な圧を、気持ちが良い程度にとどめておきましょう。

症状がつらい場合は、ペインクリニックや専門家のいる施術院(マッサージ・カイロプラクティックなど)へ相談するのもひとつの方法です。


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