集中できないという悩みはよくある訴えのひとつ

仕事や勉強の能率を決めるのは集中力ですが、大事なときに限って不足してしまうことがあります。その原因を知ることが第一歩です

仕事や勉強の能率を決めるのは集中力ですが、大事なときに限って不足してしまうことがあります。その原因を知ることが第一歩です

「物事に集中できない」は精神科でよくある訴えのひとつ。特に集中すべきときに集中できない事はありがちです。例えば、相手と話している最中に、気にかかる事があり、上の空になってしまったといった失敗談は少なからずあるのではないでしょうか。

集中力は仕事や学業の成果を決める重要な要素であり、集中力のあるなしが人生を決めてしまうかもしれません。もっとも、集中できないと聞くと、「気合が足りない!」と活を入れて上げたくなる人もいるかもしれませんが、ときにはそれが逆効果になることもあります。

今回は、集中力低下への対策として、その要因や心の病気との関連性などを解説いたします。

集中力のチェック法

簡単にできる集中力のチェック法として、「100から連続して7を引いていくテスト」があります。93,86,79と順に声に出していきます。だんだん小さい数になりますが、最後の2までたどり着くのはなかなか難しいのではないでしょうか?

このテストは計算力をチェックするのではなく、あくまで注意力・集中力をチェックします。計算に拒否反応が起きてしまう方には適していないのですが、要は、7を引くという単調な作業を繰り返し行う過程で、集中力に問題がないかを見ます。

計算が大嫌いな人は、自分の名前を逆に言う、ちょっと複雑にして、ローマ字で自分の名を逆に読んでみるといった事でも集中力をチェックできます。途中で途切れてしまう原因を幾つか挙げてみますと

  • 単調過ぎて、注意が続かない
  • 携帯が鳴って、注意が脇へそれてしまった
  • 明日の仕事が気にかかっていて、やってみる気になれない
  • 気分が冴えず、数回計算してみて、やってられなくなった
  • イライラしていて、100から7を引いてみたら、もっとイライラしてしまった

これらを見ると、一口に集中力と言っても、「目先の作業に意識を向ける」、「集中力を一定時間保つ」、「周囲の雑音、雑念に注意をそらさない」など、集中力を決める要素は幾つかあることがわかります。あなたはどちらに当てはまりましたか?

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