大流行の兆し！ノロウイルスの症状と対策！(2ページ目)

カキフライに注意！

カキフライは美味しいけど要注意！

ノロウイルスは熱に弱いウイルスです。もし汚染された食材でも加熱調理をすれば安全です。ノロウイルスに汚染されやすい食材の代表は牡蠣です。牡蠣フライは冬場のランチメニューの定番ですね。牡蠣フライは加熱調理してあるから大丈夫と考えがちですが、ここに落とし穴があります。牡蠣のコロモは高温となりますが牡蠣の中までは十分に加熱されません。美味しい牡蠣フライですが食べ過ぎには気を付けましょう

共同トイレのドアに注意！

ドアに注意！

保育園での集団発生が報告されています。この時に一番疑わしいのがトイレのドアです。トイレ個室内側のノブは手洗い前に触るので汚染されている可能性があります。水栓が手で回す型だと手洗いしても水を止める時にまた汚染された水栓に触ってしまいます。トイレのドアが内開きの構造だと他人が触ったドアに触らないとトイレの出入りが不可能です。もし可能ならば外出先では入り口のドアがなくて、自動水栓のトイレを使いましょう。ノロウイルスに有効なのは次亜塩素酸（例：ハイター）です。金属の腐食性があるので金属部分があるドアの消毒には使用できませんので注意が必要です。
次亜塩素酸で生ものを調理したまな板を消毒するのはノロウイルス対策に有効です。

おむつ交換に注意！

ノロウイルス感染自体で死にいたるほど重症化する事はあまり報告されていません。嘔吐と下痢が主症状なので脱水状態となります。特に脱水に弱い子供と老人では注意が必要となります。脱水の治療には輸液が必要となることがあるので短期間の入院が必要です。
保育園や介護施設では、おむつ交換時に職員の手が汚染される可能性があります。まず、誰が嘔吐や下痢の症状があるかを把握する事が大切です。その上で使い捨ての手袋の着用しましょう。また、手洗い用の消毒薬では効果がないので長時間の手洗いが必要となります。

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関連リンク

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