ノロウイルス・ロタウイルス

更新日:2007年01月18日

ノロウイルス撃退! 消毒液の作り方

ノロウイスルの消毒に、次亜塩素酸ナトリウムを使うといいます。薬局などで売っていますが、家庭にある塩素系漂白剤でも簡単に作ることができます。

ノロウイルスの消毒液について

時間が経ったものは、新しく作るようにしましょう。
Q:ノロウイルスの消毒について、次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度200ppm)を使うといいますが、簡単に手に入る方法はありますか?

A:はい。お答えします。この、簡単な作り方は、前回ガイドメールマガジンの中でもご紹介しました。ご質問をいただきましたので、改めてご紹介いたします。


塩素系漂白剤で、消毒液を作る

次亜塩素酸ナトリウム液は薬局はやインターネットで購入できます。しかし、買いに行ったり取り寄せたりと時間がかかることがあります。もし、家庭に塩素系漂白剤があれば、それを代用して作ることができます。

■便や嘔吐物が付着した床や衣類、トイレなどの消毒をする場合
 濃度 0.1%(1000ppm)の消毒液で消毒してください。

まず、500mlの空のペットボトルを用意します。その中に、ペットボトルキャップ2杯の塩素系漂白剤を入れます。漏斗(じょうご:ろうと)を使うとこぼさずに作れます。そして、その中に水を加えて全体を500mlにしてできあがりです。


■おもちゃ、調理器具、直接手で触れる部分などの消毒をする場合
濃度 0.02%(200ppm)の消毒液で消毒します。

2Lの空のペットボトルを用意します。その中に、上記と同じようにペットボトルキャップ2杯の塩素系漂白剤を入れます。そこに水を加えて全体量を2Lにしてできあがりです。

一つ注意ですが、時間の経過とともに効果が減少しますので、なるべく一回一回作るようにしてください。

また、処理するときには、必ず使い捨てのビニールの手袋や捨てられる雑巾やペーパーを使用してくださいね。飛び散らないようにメガネやゴーグル、マスクをつけることをお勧めします。

なお、拭いた雑巾やペーパーは、ゴミ袋の袋を良く閉じて捨てるようにしてください。

詳しくは、福山市「ノロウイルスマニュアル」をご覧ください。図で記載されて分かりやすいです。


ノロウイルスの殺菌

ノロウイルスは、漂白剤を使わなくても1分間以上の煮沸消毒で殺菌ができます。台所で良く使う布巾は、なるべく普段から煮沸消毒するといいでしょう。

また、黄ばみに対しては、塩素系漂白剤がなくても、重曹を使っても良いようです。目安として、水2Lに塩と重曹をそれぞれ大さじ3~4杯入れて、付近と一緒に煮沸し、暫くしてから洗って乾かします。重曹は、薄めてじゅうたんなどに吹きかけてもしみが落ちるようです。

ノロウイルスのこともありますが、キッチンは普段から清潔に心がけておきたいですね。

*ネット上での診断・相談は診察ができないことから行えません。この記事は実際の薬局での会話をもとに構成したものです。相談が必要な方は、医師や薬剤師に実際にお聞きください。

【参考記事】
日経新聞2007.1.6 料理研究科 池上保子氏 コラムより
【参考リンク先】
ノロウイルスの治療と予防>All About記事
インフルエンザの基礎知識>All About記事
話題のインフルエンザ治療薬「タミフル」とは>All About記事
ノロウイルスに関するQ&A>厚生労働省
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この記事の担当ガイド

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三上 彰貴子

外資系製薬株式会社勤務後、慶應義塾大学にてMBA取得。薬剤師の資格を活かし、薬に関する情報をお伝えし…

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