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経費精算は「PASMO」でGO!(2ページ目)

いよいよ運用の始まった「PASMO」。JR東日本の「Suica」とも相互利用でき、関東一円はこのカードがあればほぼ現金要らずに!この便利なカードの「経理の仕事」への活用法を検討していきます。

執筆者:森 康博


1枚のカードでどこまでも行ける快感!


月曜の朝、まずドキドキしながら東京メトロの改札にタッチ。すると、残額が0円だったカードにちゃんと3,000円がチャージされ、改札を無事通過することが出来ました。また、改札を出るときも無事通過。その後、バスやJRにもチャレンジしましたが、問題なく乗車することができました。
どこへ行くにも本当に一枚のカードで済むんだ!と言う安心感と共に、オートチャージもあることから券売機も行かないで良い、というのは予想外に気持ちのいいもの。
使用感は文句なしに「バツグン!」といった感じでした!

さて、肝心の「経費精算」は……?


さてさて、それでは数回使ったところで、早速「経費精算」に使えるかどうか確認してみましょう。
経費精算をするにはカードの利用明細を確認することが必要です。その方法は「券売機で利用明細を印字する」「PASMOのホームページで確認」「パソコンのカード読み取り機能で確認」「オートチャージのクレジット明細で確認」の4つが考えられます。
今回は、まだ利用開始したばかりでクレジットカードの明細が来ていないことや、誰もがオートチャージを使うとは限らないことから、クレジット明細以外の方法で検証してみました。

■券売機の利用明細で確認
明細印字
券売機から出てくる利用明細。細かくて見づらいかもしれませんが、「残額」しか表示されていません。
これは、Suica同様、利用明細を券売機で印字する方法です。早速試してみると、レシートのような薄い紙で印字された明細が出てきました。見れば、日付等、色々な情報がありますが、肝心の「増減額」がなく、差引き後の「残額」の表示のみ。差額を計算すればすむ、と言えばそれまでかもしれませんが、ちょっぴり悔やまれる点です。

■PASMOホームページで確認
これはPASMOのホームページ内の「マイページ」に表示される情報を参照するというもの。これは、現在のところSuicaにも無い機能なので、期待が高まります!早速、マイページに登録して履歴を見てみると……利用明細と同様の内容しかありません。また、プラウザから印刷するしかなかったり、テキスト等にデータを吐き出すことも出来ず、オンラインならではのサービスが無いところが個人的に残念でした。

■パソコンのカード読み取り機能で確認
PASMOと読み取り機
PASMOの右側がカードリーダー。カードを近づけると、自動的にアプリケーションソフトが立ち上がって、内容を確認できます。
これは、私の使っているパソコンにカード読み取り機能がついていたので、もしや……と思い試したものです。タッチしてみると、専用のアプリケーションソフトが立ち上がり、履歴を見ることが出来ました。内容は前者2つと同じです。まあ、インターネットに接続しなくても見ることが出来る、というのが利点でしょうか。


以上の検証を基に、次ページで結論です。
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