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転職時の年金手続きは、大丈夫?(2ページ目)

なにかと話題の「年金」ですが、転職時には年金の手続きが必要なことも。ここでは、起業、海外へ転職、大学入学、しばらくのんびり…など、イマドキの転職・退職における年金手続きを紹介します。

執筆者:高野 秀敏

退職後⇒大学院へ入学

大学院で学ぶ。このとき、年金は支払う?
大学院で学ぶ。このとき、年金は支払う?
退職後に、大学院などへ入学し、資格取得やキャリアアップを目指す人も多いでしょう。このような場合の手続きは、収入がなければ、「学生納付特例制度」の適用が受けられます。大学、大学院、短大、高校、高専、専門学校その他の教育施設に在学する20歳以上の学生であって、学生本人の前年の所得が68万円以下である人であれば、保険料の納付が免除されます。制度の適用を受けるには、住民票を登録している市区町村の保険年金課で手続きが必要です。


退職後⇒海外の企業に就職

海外の企業に就職される方の場合は、どうなるのでしょう?。社保庁のウェブサイトによると、「原則として、就労する地の年金制度に加入することになりますが、日本と社会保障協定を締結している国の場合は、一定の要件を満たせば、相手国の年金制度の加入が免除されます」とのこと。現在、アメリカ、ドイツ、韓国など6カ国が対象となります。詳しくはこちら(社保庁HP)>>


いかがでしたか?話題になっているわりに、知らないことも多かったのではないでしょうか。正しく受け取るためには、きちんと支払い続けることも重要です。転職、起業、海外など、雇用形態や仕事の形態が多様化しているからこそ、自分の場合を知っておく必要があるのかもしれません。


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年金のケース別手続きガイド…年金の基礎知識と、結婚した場合、パートタイムで働く場合などはこちらで。
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