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転職でちょっとトクする話(2)(4ページ目)

Part1では金銭面でトクをする話、5つを紹介しましたが、Part2では転職活動の効率といった点でソンをしない=トクをする話をお教えします。

執筆者:西村 吉郎

求人情報サイトはその性格を知って利用しよう
当サイトでも、「正社員」「アルバイト&パート」「海外での仕事」の3つのカテゴリに分けて求人情報サイトのご紹介を行っていますが、これら求人情報サイトは内容的に2つのパターンに分類できます。

1つは、情報をあくまでも広告として掲載しているもので、求職者を直接求人企業に紹介するなどの斡旋行為を行わない「情報提供事業者」です。求人情報誌が行っているサービスをインターネット上で提供しているものと考えればわかりやすいでしょう。

このタイプのサイトでも、数多く集められている情報の中から、自分の希望にあった情報を検索したり、事業者が提供している電子メールシステムを使ってメールの作成、送信なども行えますが、事業者からの追加情報提供は期待できません。

もう1つは、求人情報・求職者情報の提供を行うととともに、求職者と求人企業の間に立って、雇用関係成立のための便宜を図ってくれる「職業紹介事業者」です。一般に人材バンクが行っているサービスが、インターネットを通じて利用できるサイトといっていいでしょう。

職業紹介事業者のサイトでは、求職者として登録しておけば随時、希望に見合った会社の求人情報を個別に提供してもらえるほか、求人企業についての事業者からの情報提供、求人企業への応募の仲立ち、面接日時の調整といった付加的サービスを受けることもできます。

求職者と求人企業との間に立っての就職斡旋を行うには、職業紹介事業者としての厚生労働大臣許可が必要です。職業紹介事業に該当するサービスを行っているかどうかは、各社のサイトで、会社概要などをチェックすれば、この大臣許可番号が記載されているかどうかで判断することができます。職業紹介事業者としての大臣許可を得てはいても、広告として情報提供するだけというサイトも中にはありますが、この許可の有無が、サイトの性格を判断する1つの目安にはなるでしょう。

情報提供事業者でも、職業紹介事業者でも、提供される情報の質がどうかということはまた別問題。いずれにしても、求人情報サイトには2つのタイプがあることを知って、自分が置かれた状況や希望に合わせて使い分ければいいでしょう。

関連サイト 求人情報を集めたい(転職のノウハウ)
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