ビジネス 編集部
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よくわかる経済
更新日:2004年05月30日
6月に入ると、下旬に向けて3月期決算企業の株主総会がラッシュを迎えます。株主総会は、何のために、どんなことをするのでしょう?また、最近の株主総会の特徴は?これを読んで、ぜひ株主総会に出席してみて下さい。
2002年の4月に商法が改正されてから、企業の株主総会にネットで参加できるようになリました。電子メールでの株主総会の招集通知送付と、Webページからの議案への電子投票ができるようになりました。議案への電子投票はWebサイトのアンケートの回答の方法と同じです。この1年で株式市場に参加する個人投資家も増えてきました。株主総会は、個人投資家にとっては直接経営陣から話を聞き、議決権を行使することができる数少ないチャンスなのですが、総会開催日のほとんどが平日であるため、通常のサラリーマンは総会に出席することはまず無理です。仮に出席できたとしても各社同日に集中している事が多く、複数企業の株主になっている場合には同時に参加することが出来ませんでした。総会に出席できない株主の利便性は数段高まったことになります。また、この簡単に出来る議決権行使のお陰で、経営に無関心だった人たちでも、総会に参加するようになっていくでしょう。他にも、肩の張らない株主懇談会の開催もこの数年の傾向となっていますが、株主の出席しやすい土曜や日曜にあえて総会を開く企業も出てきています。 このインターネットによる議決権行使も、個人株主の圧力による企業統治(コーポレートガバナンス)も強化されると期待します。 ■ようやく当たり前の姿に
株主が経営方針を厳しく精査することは、本来あるべき姿です。そのあるべき姿を企業も受け入れる時にさしかかってきています。スムーズな議事の進行だけにとらわれていた、過去のような株主総会はもはや無意味です。企業の所有者である株主を交えて、発言や質問が十分にできる時間を与えてこそ、本来の最高意思決定機関としての総会でしょう。(執筆者:石原 敬子)
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