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イスラエル情勢の基礎知識(5ページ目)

混迷を続けるイスラエル/パレスチナ情勢。ここではイスラエル/パレスチナ情勢を読みとくうえで必要な基礎的歴史知識を年表・地図まじえてかんたんに説明します。

執筆者:辻 雅之

▼年表(2)


1973 エジプト・シリアがイスラエルを攻撃(第4次中東戦争)→サウジら産油国が親イスラエル国への輸出停止を表明、第1次オイルショックへ。
1978 イスラエル、PLO勢力打倒目指して南レバノン侵攻
1979 アメリカの仲介によりエジプト・イスラエル平和条約締結→82シナイ半島返還
1982 イスラエルのレバノン全面侵攻→PLOレバノンから撤退→ベイルートでパレスチナ難民虐殺事件
1991 アメリカ仲介のもと、中東和平交渉開始
1993 イスラエルとPLOが暫定自治開始に合意(オスロ宣言)→94ガザ地区とイェリコで暫定自治開始
1994 イスラエル・ヨルダン平和条約=ヨルダン、ヨルダン川西岸地区を放棄
1995 イスラエルで和平推進派のラビン首相、右派に暗殺
1996 パレスチナ過激派「ハマス」のテロ活動が活発化→右派のネタニヤフ政権発足、和平交渉は停滞
1999 イスラエルで左派バラク政権発足、和平交渉進展目指す
2000.5 イスラエル、南レバノンから撤退
2000.7 アメリカ・キャンプデービットでのイスラエル・パレスチナ首脳会談でバラク首相がエルサレム旧市街の分割案示すも決裂→右派が反発、バラク政権議会で少数派に転落
2000.9 右派政党リクードのシャロン党首、エルサレム旧市街の「神殿の丘」訪問→これをきっかけにイスラエル・パレスチナの大規模な衝突が起こる
2001.2 シャロン政権発足
2001.6 イスラエル・パレスチナ停戦合意→効力ほとんどなく、衝突続く
2001.12 イスラエルで多発テロ→イスラエル、パレスチナ自治政府を攻撃
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