話し方・伝え方関連情報

更新日:2006年04月04日

「こんなはずじゃなかったのに」を防ぐ秘策

「そんなつもりじゃなかったのに」相手を傷つけてしまったとか、「こんなはずじゃなかったのに」相手が怒り出した…そんなトラブルの経験はありませんか? を防ぐためのとっておきの秘策をお教えします。

文章:君塚 由佳(All About「話す技術・伝える技術」旧ガイド)

あなたが無意識に伝えているもの


あれ……?
褒めたのに、後輩の気持ちはなんだかモヤモヤ?
1970年にアメリカの心理学者アルバート・メラビアンが発表した「メラビアンの法則」という有名な法則があります。それによると、コミュニケーションのうち、言葉が占める割合はたった7%なのだそう。言葉は意外に割合が少ないのです。

【 メラビアンの法則とは?  】
人が相手に伝えているメッセージの割合を表したもの。
  • 55%=(視覚情報:見た目・表情・しぐさ・視線)
  • 38%=(聴覚情報:声の質・速さ・大きさ・口調)
  • 7%=(言語情報:言葉そのものの意味)

    ご覧のように、案外、言葉以外のところに重点があるものなのです。そんなつもりではなかったのに相手を傷つけてしまったとか、こんなはずじゃなかったのに相手が怒り出した……そんなトラブルが起こるのは、あなたの無神経な性格や相手の被害妄想のせいではないかもしれません。

    ありがちな「こんなはずじゃなかったのに」 パート1


    例えば後輩が「先輩。先日の商談、うまくいきました! 」と報告してきたとき、あなたはどう応対していますか?

    「そうなんだ。すごいよ! よくがんばったね! 」と言いながらも、視線はパソコン画面から離れずにいたら……「すごいよ」「よくがんばったね」と言葉では最高の労いと賛辞を述べてもそれはメラビアンの法則によると7%の割合でしか伝わりません。「視線はパソコンの画面」つまり、「無視」のメッセージはしぐさとして55%の割合で相手に伝わります。7%の賛辞の言葉よりも、圧倒的な55%の割合で「無視」のメッセージが伝わるのです。

    その場では 言葉では褒めてもらえたのだから後輩は「うれしいです。これからもがんばります! 」と返すかもしれません。でも、無視のメッセージが強く伝わってしまった事実は変わりません。部下の心の隅に小さなわだかまりとして残ってしまうでしょう。

    まだある「こんなはずじゃなかったのに」とその対処法
  • 1 2
    • 印刷する
    • ブックマークする
    • 携帯に送る
    • ブログに書く

    あわせて読みたい

    この記事の担当ガイド

    写真

    藤田 尚弓

    話し方・交渉術の講師として大手企業や大学で活躍。銀座ホステス、営業、起業と多彩なキャリアを持つ。「悪…

    続きを読む

    ガイドからのお知らせ

    住まいには、人の個性がよく現れるもの。同じ空間をどのように使うかで、雰囲気も、快適さも大きく変わってくる。ここでは、「建築家と家を建てる」ガイド の川畑博哉氏が厳選した10軒を紹介し、建築家それぞれのこだわりのポイントを紹介しよう。建築のプロたちが考え出した、マネしたくなるアイデアが満載! さぁ、いますぐチェック!

    ビジネス・教育関連コミュニティ

    北欧好きが、愛用の北欧モノを見せ合うコミュニティ

    メルマガ登録

    【ビジネスメルマガ】転職・起業・ビジネス実務・スキルアップに関連する、厳選お役立ち情報をお届けします。

    ショッピングカタログ

    All About ウェブマガジン

    女性向け

    雨が楽しくなる!レイングッズ15

    男性向け

    マネしたくなるアイデア住宅

    All About モバイル

    QRコード

    All Aboutがケータイで読める!

    オススメ記事をメールでチェック

    知識・経験を生かして、記事を書いてみませんか?