リビング・ダイニングの間取り

更新日:2010年11月12日

リビングイン階段のチェックポイント

若い購入層に人気のリビングイン階段。子ども達は2階にある自分達の部屋に行く際、リビングを必ず通るため、親子コミュニケーションがとりやすくなります。しかしこのリビングイン階段にも落とし穴があるようです。


良い間取りとは賞味期限の長い間取りです

子どもが小学校低学年頃までは、たしかにリビングイン階段は魅力的です。しかし子どもは成長します。間取りを考える際、ある時期ばかりに焦点を当てすぎると、いずれ使い勝手が悪くなるケースもあります。人気のオープンキッチンなどもそうです。子どもが成長したあと、さまざまな面での使い勝手も考慮した上で間取りを考えていくことが大切です。


ガイド佐川のワンポイントアドバイス

リビングイン階段は日本人にはあまりなじみのなかった発想です。リビングイン階段に限らず、これまで経験したことのない間取りには、多少の不安はあるにしろ、何となく憧れもあるでしょう。

建物は10年、20年と使いこんでいく上で心理的寿命に耐えうるものでなければ、コミュニケーションは豊かになっていきません。心理的寿命とは、光や風はもちろん、窓と庭との関係、素材の経年美なども含まれます。さらには生活的寿命というとバリアフリーや、収納計画でしょうか。

家族であっても、面と向かってはなかなか話しづらいもので、話しやすい場は日常のなにげない行動の中から生まれてきます。動線計画をきちんとチェックし、日常の中にも非日常を見つけていく。そんな心構えが、家庭が崩壊しない間取りづくりにもなっていくのだと思います。


家庭が崩壊しない間取りシリーズ

家庭が崩壊しない間取り
ここ数年、家庭内での事件が多く発生しています。親が子を、子が親を・・・これらの事件を防ぐには、家づくりにも工夫が必要です。家族の団らんの場をつくる。それが大切なことなのです。

サッカー日本代表 中村俊輔が語る住の提言
先日、スポーツ新聞にサッカー日本代表の中村俊輔選手のインタビュー記事が掲載されていました。そこで中村選手が述べている「食」についての話。それは私の考えと似たものでした・・・。

家庭が崩壊しない間取り—共感覚を育てる
大脳生理学の専門用語に「共感覚」と呼ばれるものがあります。今回はこの共感覚を育てる住まいを考えていきましょう。しかしこの共感覚とは一体どんなものなのでしょう??
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この記事の担当ガイド

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佐川 旭

住宅だけでなく、公共建築や街づくりまで手がけるベテラン建築家。

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