Macのアイコン・フォント設定

更新日:2009年06月06日

Mac OS の日本語へのこだわり

Mac OSは主に新聞や雑誌制作などのDTP用途に使われることが多いので、文字のデザインやレイアウトに関する機能にWindowsとは異なるこだわりがあるようです。

Macと日本語の歴史

現在のMac OSの元となった最初の日本語バージョンは1986年に登場した「漢字Talk1.0」というOSで、ライバルのWindowsも日本語に対応したバージョン(1.0)は1986年ころであるため、日本語に対応してきた歴史という意味では双方のOSにそれほど大きな違いはありません。

そして、Mac OSは主に新聞や雑誌制作などのDTP用途に使われることが多かったので、文字のデザインやレイアウトに関する機能にWindowsとは異なるこだわりがあるようです。

今回は、そんなMac OSの日本語へのこだわりを見てみましょう。

すべての字形を手軽に扱える Mac OS X

画像
Mac OS Xに搭載されている、「ヒラギノフォント」はJIS2004の前身となるJIS X 213:2000(JIS2000)に対応しています。JIS2004とJIS2000の違いは、第3水準における10文字の追加と、168文字の標準で使われる字形の入れ替えです。→経済産業省報道資料
ちなみに、追加された10文字というのはあくまでJISコードに含めたという意味で、既にUnicode上には存在する文字です。字形がないわけではないので、JIS2000でもUnicode対応ソフトで利用できます。
<参考:MSのフォント情報ページ
Windows Vistaの日本語フォント(メイリオ、MS 明朝/ゴシックなど)は「JIS X213:2004(JIS2004)」に対応し、従来のWindows とくらべて標準で使われる文字の形が変わっています。例えば「葛飾区」の「葛」の字などが代表的なもの。

表示が変わってしまうため、以前の字形はなくなっていまったかのように思われがちですが、実際は同一コードの異字体として両方ともフォントファイルに含まれています。

ここで問題となるのは、変わってしまった文字を以前の字形に切り替えたい場合です。

Windows向けソフトウェアで、同一コードに含まれる異字体に交互に切り替えるような機能をもつソフトウェアは、私の知る限りではInDesignやIllustratorなどDTP向けの高価なソフトウェアくらいしかありません。

しかし、Mac OS Xなら標準で付属する「テキストエディット※1」「スティッキーズ」、JEdit というオンラインソフトや、PagesやKeynoteなどの、フォントサイズや大きさを文字単位で変えたもの(リッチテキスト)を入力・表示できるソフトウェアならば、ほとんどのソフトウェア※2でヒラギノフォントを使った異体字の切り替えをサポートしています。

ちなみに、右上にあるJIS2004とJIS90の比較表はPagesというアプリケーションで作成しました。
※1:テキストエディットで異体字を入力したい場合、本文のフォント指定、または環境設定でリッチテキストのフォント設定をヒラギノフォントにしないと異体字への変更はできません
※2:Cocoaアプリケーションに限る


1 2 3
  • 印刷する
  • ブックマークする
  • 携帯に送る
  • ブログに書く

あわせて読みたい

この記事の担当ガイド

写真

木下 幹司

パソコンとの付き合いは20年以上。最初はWindowsを使っていたが、務めていたソフトウェア開発会社…

続きを読む

住まいには、人の個性がよく現れるもの。同じ空間をどのように使うかで、雰囲気も、快適さも大きく変わってくる。ここでは、「建築家と家を建てる」ガイド の川畑博哉氏が厳選した10軒を紹介し、建築家それぞれのこだわりのポイントを紹介しよう。建築のプロたちが考え出した、マネしたくなるアイデアが満載! さぁ、いますぐチェック!

人気Mac OSの使い方ランキング

Powered by 価格.com

デジタル関連コミュニティ

北欧好きが、愛用の北欧モノを見せ合うコミュニティ

メルマガ登録

【デジタルメルマガ】オトナのオトコなら知っておきたい、PCやデジモノに関する情報をお届けします。

ショッピングカタログ

All About ウェブマガジン

女性向け

雨が楽しくなる!レイングッズ15

男性向け

マネしたくなるアイデア住宅

All About モバイル

QRコード

All Aboutがケータイで読める!

オススメ記事をメールでチェック

知識・経験を生かして、記事を書いてみませんか?