東京都の子ども医療費助成を比較！2010(2ページ目)

23区のマル乳はどこも手厚い内容！

都の助成内容が既に入院も通院も各種医療保険の自己負担分を全額助成となっているので、各区でも当然自己負担分を全額助成する内容になっています。所得制限についても、制限を設けている区はない（一部の区では所得制限に関する記載なし）ので、区によって違いがでるのは、入院時の食事療養標準負担額（1食あたり260円）を助成対象にしているかどうかです。

■入院時の食事標準負担額（食事代）も助成する区は？
江戸川区　大田区　北区　渋谷区　新宿区　世田谷区　台東区　中央区　豊島区　練馬区　港区　目黒区　の12区

■入院時の食事標準負担額（食事代）は自己負担となる区は？
足立区　荒川区　板橋区　葛飾区　江東区　杉並区　墨田区　千代田区　中野区　文京区　の10区

■ホームページで確認ができなかった区
品川区

2年前と比べて顔ぶれは変わっていません。2年前はHPで確認できなかった渋谷区が助成するへ、荒川区と千代田区が自己負担へ加わっただけです。品川区は、もしかしたら記載してあるのかも知れませんが、ガイドは確認できませんでした。区民のためにもわかりやすい記載をのぞみます。

23区はマル子もかなり充実！

マル子（義務教育就学児医療費助成制度）は小中学生の保健の向上と健全な育成を図ることを目的とした医療費助成制度ですが、23区では前回調査の2年前には既に中学3年まで医療費負担がゼロ（自己負担分を助成）になっています。また所得制限についても、制限を設けている区はなく（※一部の区では所得制限に関する記載なし）、区によって違いがあるのは、マル乳と同様に入院時の食事療養標準負担額を助成対象にしているかどうかになります。

■入院時の食事標準負担額（食事代）も助成する区は？
江戸川区　大田区　北区　渋谷区　新宿区　世田谷区　台東区　中央区　練馬区　港区　目黒区　の11区

■入院時の食事標準負担額（食事代）は自己負担となる区は？
足立区　荒川区　板橋区　葛飾区　江東区　杉並区　墨田区　千代田区　豊島区　中野区　文京区　の11区

■ホームページで確認ができなかった区
品川区

豊島区だけマル乳の場合と違って自己負担になっていますが、他の区はマル子と同じです。

23区の子ども医療費助成は、マル乳もマル子も既に子育て支援体制が完成され、今後は都に動きがない限り変化は少なさそうです。


多摩地区も助成内容が大きく前進！